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posted:2018.7.18 from:奈良県奈良市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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Aya Honjo
本庄 彩
ほんじょう・あや●京都生まれ、転々とした後また京都在住のフリーランスライター。食や暮らしに関する記事を中心に雑誌、ウェブに寄稿。食いしん坊で食事とお酒は制限なく楽しみたいから、罪ほろぼしに体幹トレーニングに励む日々。
1716年から続く麻織物の老舗であり、
生活雑貨のブランドを全国で展開する〈中川政七商店〉。
千利休が茶巾として愛用した「奈良晒」の卸問屋として商いを始め、
現在でも茶道具を扱うなど、茶道と深い縁があります。
発祥の地である奈良の〈遊 中川 本店〉奥に今年4月オープンした〈茶論(さろん)〉は、
「以茶論美」(茶を以って美を論ず)をコンセプトに、
茶道に触れながら美意識を磨くことを提案する新ブランドです。
〈茶論〉を構成するのは、「稽古」「喫茶」「見世」という3つの要素。
「稽古」は「ニュートラルに、自由に茶道文化に親しんでほしい」
という思いが込められたプログラム。
畳ではなくテーブルで行われ、茶を点てる湯は電気ケトルを使用。
日常の中でのお茶の楽しみが実感できます。
体験稽古は90分3,000円(菓子代含む)。
全くの初心者でも、お茶のいただき方からわかりやすく指導してくれます。
茶杓や棗(なつめ)の扱い、茶筅の動かし方など、
美しく理にかなった所作についても学び、最後には自分で薄茶を点てる体験も。
さらに初級、中級、上級(2018年冬以降に開講予定)と
体系化されたコースが用意されています。
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「見世」ではオリジナルの茶道具を販売。
茶道具一式が美しく収まる家置きの茶道具箱や、
麻のテキスタイルを生かした数奇屋袋、懐紙入れなど、
お稽古がいっそう楽しくなるアイテムが揃います。
少し敷居が高く感じがちな茶道文化。その入り口として、
ぜひ訪れてみたいスポットです。
information
茶論 奈良町店
住所:奈良県奈良市元林院町31-1(遊 中川 本店奥)
TEL:0742-93-8833
営業時間:「稽古」10:00~18:30、「喫茶・見世」10:00~18:30(18:00 L.O.)
定休日:第2火(祝日の場合は営業、翌日休)
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