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6年目の米づくり開始。
田んぼで培われた
人とのつながりと子どもの成長|Page 4

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.142

Page 4

1年目の8人から、6年目は34人へ

集まってくれる友人たちが増えていったのも、
この6年間での大きな変化です。
私たちはできる限り手植え手刈り天日干しでお米を育てたいと、
これまでやってきました。
(天候で断念したことや、
作業が終わらず重機でおこなったこともありますが)
1年目の田植えは、わが家を含め大人5人と子供3人で
約1反の田んぼにせっせと稲を植えました。

「これ、今日中に終わるのだろうか……」と、
途中で不安になりながらも、
友だちたちの粘り強さに助けられ
なんとか終えることができました。
2年目、3年目と次第に集まってくれる人数が増え、
今年は大人と子供合わせて総勢34名。
あれよあれよという間に、田植えがどんどん進んでいきました。

横一列になって田植えをする参加者

1年目の田植え参加者の集合写真

1年目の田植え。

6年目の田植え参加者の集合写真。全部で34名

6年目(今年)の田植え。

そして、小学1年生だった娘もその友人たちも今年で6年生。
年を追うごとに成長していく子どもたちの姿は、
本当に感慨深いものがあります。
6年前にはどろんこ遊びを楽しんでいた子どもたちも、
今では立派な戦力。
もう稲の植え方を教えなくても、
各自が自然に植え始めるほどです。
今年は娘の同級生もたくさん集まり、
女子たちがキャッキャ言いながら田んぼで遊んでいました。
そうした姿は、私たち大人にとってもうれしいものです。

畔でお昼を食べる娘さん同級生グループ

カメラに向かってポーズをとる娘さん同級生グループ

娘の学校はひと学年ひとクラス。22人だけの同級生はみんな仲良しで、安心します。

稲を運ぶ子ども

同級生の妹さんは、まだ小学校低学年。それでもしっかり自分のできることを手伝ってくれます。稲が足りなくなった場所に運ぶ係、ありがとう。