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集まってくれる友人たちが増えていったのも、
この6年間での大きな変化です。
私たちはできる限り手植え手刈り天日干しでお米を育てたいと、
これまでやってきました。
(天候で断念したことや、
作業が終わらず重機でおこなったこともありますが)
1年目の田植えは、わが家を含め大人5人と子供3人で
約1反の田んぼにせっせと稲を植えました。
「これ、今日中に終わるのだろうか……」と、
途中で不安になりながらも、
友だちたちの粘り強さに助けられ
なんとか終えることができました。
2年目、3年目と次第に集まってくれる人数が増え、
今年は大人と子供合わせて総勢34名。
あれよあれよという間に、田植えがどんどん進んでいきました。
1年目の田植え。
6年目(今年)の田植え。
そして、小学1年生だった娘もその友人たちも今年で6年生。
年を追うごとに成長していく子どもたちの姿は、
本当に感慨深いものがあります。
6年前にはどろんこ遊びを楽しんでいた子どもたちも、
今では立派な戦力。
もう稲の植え方を教えなくても、
各自が自然に植え始めるほどです。
今年は娘の同級生もたくさん集まり、
女子たちがキャッキャ言いながら田んぼで遊んでいました。
そうした姿は、私たち大人にとってもうれしいものです。
娘の学校はひと学年ひとクラス。22人だけの同級生はみんな仲良しで、安心します。
同級生の妹さんは、まだ小学校低学年。それでもしっかり自分のできることを手伝ってくれます。稲が足りなくなった場所に運ぶ係、ありがとう。