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まずはフローリングの下地となる木材のビス留めをやることに。
ビス留めはインパクトという電動工具でやるのですが、
これなら私も以前から使っているのでできるんじゃないかと。
20畳の広さのおよそ半分をひとまずやってみる。
夫がやっているのを見ていると簡単に思えたのですが、
実際にやってみると立ったりしゃがんだりの動きで膝と腿がきつい……。
さらに右手が痺れてくる……。
しんどい! と思いながらも、
後日残り半分の作業を終えてなんとかやり切った!
全体を見渡すとなんともいえぬ達成感。
そして、フローリングってこんなふうにしてつくるのか~と、
そんなことも人生で初めて知りました。
その後、怖くて手を出さなかった卓上丸のこにも挑んでみる。
とにかく作業を早く進めるためらなと腹をくくりました。
夫の指導のもとやってみると意外とできる、しかも楽しい。
夫が床の長さをはかり、私がそのサイズにフローリング材をカット、
夫がそれを張っていくという流れ。
これを例えばひとりでやるとなると、
床を測って隣の部屋で木材をカットして戻ってビスで留める、
を繰り返さなくてはならないのです。
「ふたりでやるとすごいはかどる!」と夫から言われて、
役に立ってる感がとてもうれしかった。
そのほか、床下に青森ヒバをまく作業も私が率先して行いました。
というのも、私が青森ヒバを床下にまきたい! と夫に提案したのです。
青森ヒバには「ヒノキチオール」と
「β一ドラブリン」という成分が含まれていて、
抗菌や防虫効果が高いといわれ、
社殿や仏閣などにも使用されているほど。
シロアリやゴキブリ撃退にもなるし、さらに調湿効果もあるので、
防カビ効果も期待できます。
いま住んでいる家で悩まされたカビ、
新居ではなんとか阻止したいのです。
友人が青森ヒバの商品を販売しているということもあり、
わが家では以前からヒバのまな板やチップ、蒸留水などを
生活のなかに取り入れています。
まな板はとにかくカビにくく、
チップや蒸留水はカビの匂いを消してくれるし、
カビの予防としても効果を実感していました。
友人にお願いして青森から大量のヒバチップを直送してもらい、
洗面所やキッチン、クローゼットが設置される床下にザーッとまく。
すると、めちゃくちゃいい香りがたち込めて、
まるでヒバ風呂につかっているような気持ちよさ、テンション上がる~!
床をふさぐのがもったいない……
けれど、そういうわけにもいかないので、
上から板を張って塞ぎ、ビス留めを。