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「家づくり」にしても、時間がかかろうが、
できるところは「自分たちでやる」という選択をしました。
自分たちでやることでコストも抑えられるのですが、
それだけじゃないと感じます。
コストをかけて業者に頼んでいたら出合えなかった「贅沢な時間」。
それは実は、いくらコストをかけても出合えない
「贅沢な時間」なのかもしれない。そう感じています。
と、いくつか「お金と時間の使い方」の変化について紹介しました。
こんな変化があり、収入が少なくったけど
「贅沢な暮らし」になったと感じています。
わが家のひとり娘は、いま小学4年生。
父親からはだんだんと距離を置いていく年頃です
(もうかなりなってきています。寂しい……けどしょうがない)。
移住してきたのが小学校にあがる1年前。
その1年前に東京で勤めていた会社を辞めて、
移住先探しの旅に出ました。
おそらく、会社を辞めてからの5年間で家族と過ごした時間は、
そこらの「父親」の中ではダントツなのではと思っています。
それだけ「収入が下がった」と言えなくもないのですが、
まあ、ひとり娘が父親と過ごしてくれる貴重な時間と考えれば、
この5年間、そんな過ごし方をしてきたことに後悔はありません。
人生100年時代、そんな時があったっていいではないか。
娘と一緒に自宅のリノベーション作業。いつまで父親の道楽につき合ってくれるでしょうか……? いまこの時を大切に過ごしたいです。