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いつもと違う年末年始。
初めて迎えた伊豆下田でのお正月|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.098

Page 2

実家への帰省はどうする……?

けましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の事態に、
それぞれが不安や苦しみを抱えた1年だったかと思います。
まだまだ先の見えない状況のなか、
2021年という新たな年を迎えました。
一日も早く、平穏な日々を取り戻せますように。

下田の海と朝日

年末年始、実家への帰省を断念した方も多いと思いますが、
わが家もそうでした。
実家への帰省を断念、というと一般的には
首都圏から地方への帰省となるのでしょうが、
わが家のように東京から地方へ移住した場合でも
同じく断念せざるえなかったのです。

結婚してからも下田に移住したあとも、
年越しは東京の私の実家で過ごしていました。
母と姉家族、元日にはふたりの兄とその家族が集まり、
総勢13人でお節を囲むというのが毎年の恒例です。

母は孫(私の娘)に1年近く会っておらず、
「次はいつ来られるの?」と聞かれるたびに
「年越しには行くからね」と伝えていました。
娘はいとこと会えるのをとても楽しみにしていて、
それこそ東京に行くまであと何日とカウントダウンしていたほどです。

みんなが待ちわびていた年越し。
けれど、年末が近くにつれ急激に感染者数と死亡者数が増加。
都市部への帰省する予定だった友人たちも、
その状況を受けて皆、断念し始めました。

母と娘の気持ち、一方で感染のリスクや友人たちの決断、諸々。
いろんな思いが頭の中で行ったり来たり、本当に迷いました。
結局ギリギリまで待って、わが家も今回はあきらめることにしたのです。

娘と凧揚げ

娘が楽しく過ごせるようにと、「年末年始にやりいことリスト」を考えてもらいました。そのひとつが凧揚げ。目を爛々と輝かせて糸を操る娘の姿をみると少しホッとしました。

バドミントン中

娘のやりたいことリストその2、バドミントン。飛んでます。