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田んぼコミュニケーションは楽しい!
3年目の米づくり、
不測の事態から生まれた新たな関係|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.094

Page 2

実りの秋! 今年の稲刈りは…?

の柿も赤く色づき、栗やさつまいもなど、
ワクワクするような実りの秋。
今年で3年目となるわが家の田んぼも見事な黄金色へと変化しました。
いよいよ稲刈りの季節です。

黄金色の田んぼ

稲刈り当日の田んぼ。青々としていた稲がすっかり黄金色に(10月撮影)。

今年の稲刈りは、1年目とも2年目ともまた違う方法で行いました。
わが家は手植え手刈り、天日干しで米づくりを心がけています。
自家消費用の小さい田んぼなので、せっかくなら
ちょっとした苦労を味わいながら米づくりをしたい。
そして何より、田んぼで友人たちとみんなで作業をすることが
とても楽しいからです。

田植え完了

6月に行った田植えは、すべて手作業。終わったときの達成感が気持ちいい。

そうして3年間やってみて、米づくりが
いかに天候に左右されるのかを実感しています。

1年目は天候に恵まれ、手植え手刈り天日干しの
三拍子が見事にそろいました。
2年目となる昨年は、全国に甚大な被害をもらたした
台風19号が稲刈りの直前に接近。
悩みに悩んだ末、手刈り天日干しをあきらめて
急遽機械で刈り、そのまま乾燥しました。

そして3年目の今年、6月初旬に友人たちと手で植えた稲は順調に生育。
最近ウンカという害虫の被害が多く聞かれるのですが、
わが家の田んぼは無事でした。

青々とした稲

6月に田植えをし、その後順調に育った稲(8月撮影)。

そうして無事に迎えた秋、そろそろ稲刈りという頃にやはり台風が。
稲刈りを予定していたまさにその週末、
台風14号が最接近するという予報になったのです。
友人たちにも声をかけていましたが、
さすがに厳しいと判断して延期することに。

子どもたちにも参加してほしいので翌週末にと思ったのですが、
新型コロナウイルスの影響で延期になっていた娘の運動会がその週末に。
仕方ない、平日にやってしまおうということになりました。

頭を垂れる稲穂

秋になり、重たそうに頭を垂れる稲穂。よく育ってくれました。