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見たことのない光景に感動!
下田のアワビの潜り漁|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.092

Page 2

下田のおいしい貝類は
どうやってとる?

田で暮らすようになってから、
以前はあまり意識していなかったことに気づくようになりました。

それは、農作物や魚介類などの食べ物が
季節や天候ととても密接に関わっているということ。
当たり前といえば当たり前なのですが、
スーパーでなんでも手に入る便利な暮らしをしていると、
ついその感覚を忘れがちです。

さつまいもを掘り起こす

下田で暮らし始めてから通うようになったのが農産物直売所。
地元の農家さんが店に直接卸しているので
旬の野菜しか並ばないうえに、
天気が悪い日には入荷が減り品薄になります。

まちの魚屋さんでは時化(しけ・風雨のために海が荒れること)が続くと
ショーケースはすかすかになり、お刺身の盛り合わせをお願いしても
「今日は魚がないからできない」と断られる。

食材の先をたどれば農家さんや漁師さんがいる、
そんな当たり前のことに少しずつ気づかされています。

下田の海で獲れた地金目など

今日は海がおだやかだな? という日を狙って魚屋さんをのぞくと、とれたてピチピチな魚に出会えます(5月に撮影)。

たとえば下田の夏を代表するアワビやサザエ、とこぶしなどの貝類。
私は幼少期の頃から夏になると下田に海水浴に来ていたのですが、
そのときのメインイベントは貝類を食べることでした。
祖母はアワビがとても好きで、
うれしそうに頬張っていた姿が記憶に残っています。

けれど、この貝類がどうやってとられたものなのか知らずにいたのです。

サザエを七輪で焼く

いただいたサザエ、炭をおこして壺焼きに。

アワビの肝焼き

こちらも漁師さんにいただいたアワビを肝焼きに。日本酒といだたけばもう、たまらんです。

下田で暮らすようになってからは、
なんと漁師さんにサザエやアワビをいただくこともあります。
そしてこの夏、いままで見たことのなかった
貝の潜り漁に同行させてもらったのです。

貝の潜り漁の様子