menu
記事のカテゴリー

高齢者の移住って大変? 
よかったこと、大変なこと|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.056

Page 2

80代での移住という決意

のお母さん、私にとって義母である竹子さんは、
昨年の5月に私たちの住む下田に移住してきました。
それから、もうすぐ1年が経とうとしています。
83歳という年齢で東京から下田への移住。
実際に暮らし始めてみてどんな様子だったのか、
というのを今回お伝えします。

東京や千葉に住む親戚が下田に集まりました

竹子さんの移住をお祝いしようと、東京や千葉に住む親戚が下田に集まりました。竹子さんの元気な姿を見て、親戚たちも安心した様子でした。

下田で始まった新しい暮らし。
気候も温暖で、気持ちのよい環境になんだかウキウキしているようでした。
海もきれいだし空気はおいしいし、そして何より
孫とこんなに近くに住めるなんてそれだけで幸せといった様子でした。

下田の街路樹はヤシの木

私たちと竹子さんは、週に5日くらい一緒に食事をしています。
ほとんどの日は、夕方になると
竹子さんがわが家に来てくれて一緒に夕食を食べます。
週に1度は、私たちが竹子さんのお宅にお邪魔して
手料理をごちそうになるというスタイルが定着してきました。

竹子さんの家とわが家は歩いて3分の距離。
「同居しなかったの?」と時折聞かれますが、竹子さんも夫も私も
最初から同居というイメージが湧かず、
自然と別居というカタチになりました。

娘の友だちも一緒に竹子さんの家へ

娘の友だちも一緒に竹子さんの家へ遊びに行きます。子どもたちに囲まれ「騒がしいね~」と言いながらもとても楽しそう。

週末になると買い物に一緒に出かけたり、
先日は下田から車で1時間ほどの西伊豆まで遊びに行きました。友人が
「満宝喜市(まんぽうきいち)」というイベントに出店するということで、
竹子さん初となる西伊豆の旅を満喫。

松崎町の満宝喜市

松崎町の「帰一寺」というお寺で開催される満宝喜市は、今年で6回目になるのだそう。雑貨やさんや飲食店が建ち並ぶなかを、孫と手をつないでの買い物。

沖あがり食堂

お昼ごはんは、仁科という漁師町の名物イカを食べに〈沖あがり食堂〉へ。ちょっと車を走らせると、下田とはまた違った西伊豆の雰囲気が味わえます。

〈堂ヶ島麦酒〉に舌鼓

地ビール〈堂ヶ島麦酒〉に舌鼓。車で1時間ちょっとの小旅行。ちょっとした気分転換になったようです。いいな、西伊豆。