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わが家が下田に移住してきたのが2017年の春、4月。
その少し前、ちょうど2年前のいまごろ、
現在の家に出会い下田移住を決めました。
何かとその頃のことを思い出す季節です。
そして、春といえば桜。
全国的には3月末からがシーズンですが、
下田市を含む南伊豆地域には早咲きの河津桜があり、
すでに桜シーズン真っ盛り。
河津桜は2月中旬には咲き始めます。
3月中旬まで約1か月という長い期間咲くのが特徴です。
そして、そんな春にうれしいニュースがありました。
この連載でも何度かお伝えしているように
下田市の多くの地域では学童保育がありません。
具体的には7校ある小学校のうち学童保育があるのは2校のみ。
わが家の暮らす地域も整備されていません。
そんな下田市でしたが、来年度(2019年度)から
新たな学童保育が1か所開設することになったのです
(こちらは学校での学童保育でなく公民館での開催で
小学校2校に対応するようです)。
さらに、もうひとつの小学校では
学童保育を開設できる建物をつくるための予算が組まれ、
来年度には建設が始まるといいます。
つまり、7校のうち5校で、学童保育が整備される
メドがたったというわけです。
そもそもは、地元の方の多くは親世帯が近くに住んでいることもあり、
共働きであってもあまり学童保育の必要性がないのです。
でも、親世帯が近くにいない家庭や子育て世代の移住者にとっては
学童保育がないということは共働きができない、しにくいということ。
そして、わが家も共働きです。
実はこの地域に学童保育がないということを
ちゃんと調べずに移住してきたという、抜けているわれら夫婦。
都会の「学童保育はあるもの」という常識は
地方では通用しないということに遅ればせながら気づき、
ずいぶんと焦りました(移住を検討されている方はお気をつけください)。