わが家は朝からみんなに振る舞う弁当づくりでばたばたです。
でも、収穫という「ハレ」の日の朝。
腰が痛いのも忘れるくらいとてもうれしく、わくわくしていました。
まずは集合写真!
黄金色の稲穂が美しい~。
集まってくれた友人たちは娘の小学校や子ども園時代の同級生家族がメイン。
養蜂家の高橋鉄兵さんや東京から妻のお姉さん家族も駆けつけてくれました。
総参加人数は大人13名、子ども11名の総勢24名!
稲刈りは田植えよりも手間がかかるとのことだったので、
田植えより多くの友人に声をかけました。
自分も含めてほとんどが稲刈り初体験というメンツです。
まずは〈南伊豆米店〉の中村大軌さんから、手順やコツの説明がありました。
そして、稲刈りはじめ!!
ザクッザクッと軽快な音が田んぼに響きます。
刈れた~! 稲ひと株でご飯1杯分。何杯分かな?
そして、 刈った稲は隣の田んぼの方にいただいた稲藁で束ねます。
田植えのときは腰痛がひどく途中で戦線離脱した自分。情けなかった……。稲刈りはしっかりやり遂げたい!
稲刈りが少し進んできて田んぼにスペースができると、
そこに竹林から伐り出した竹で稲架を組みます。
ここで支える3本の竹を束ねているのは畳の縁(へり)です。
ロープを用意しておいたほうがいいのかと中村さんに相談したら、
「わざわざ買う必要はなくて、畳屋さんに譲っていたけだける
畳の縁が一番いいよ」とのこと。
なるほど~!
稲刈り当日の朝、移住して間もない頃に
わが家の畳を交換してくれた畳屋さんに分けてもらいました。
そして組んだ稲架に束ねた稲をかけていきます。
刈る人、束ねる人、稲架を組む人、掛ける人。作業を分担して進めました。
子どもたちもお手伝い。東京っ子も下田っ子もみんな一緒に。
こちら最前線の稲刈り部隊。養蜂家高橋さんがザクザク刈ってくれました。普段から体を使う仕事をしているのですごいパワーとスピードです。
こちらは小1部隊。竹をみんなで運ぶ。かわいすぎる……。
お楽しみの昼ごはん。みんな、いろいろつくってきてくれての持ち寄りランチです。進捗状況としては半分くらい、まだまだです……。しっかり食べて午後もよろしくお願いします!
午後の部スタート! 子どもたちに謝らなければならないことがあります。始まるまではあまり戦力にならないと思っていました。見くびっていました。とんでもない。本当によく働く、なくてはならない戦力でした。子どもたちにとって、こうした大人との共同作業のなかから学ぶことはとても多いように感じます。
小学生のお姉ちゃんたちに負けずにお手伝い。どんな思い出になってくれるかな。
ちょっと飽きたら泥んこ遊び。田んぼは絶好の遊び場ですね。
終盤には皆さん、手慣れた手つきに。刈った稲をくるくるっと回して束ねています。お見事!
すっかり農作業が様になってきた本業カメラマンの妻。今回掲載している写真も妻が撮ったものが多数。一連の田んぼ作業を撮影したもので写真展を開催しようと計画しています。
いやしかし、この作業をわが家だけでやってたら何日かかったのだろうか?
あと少し!
そして……、
日もだいぶ暮れてきた頃、最後の稲をかけ、稲刈り、稲架掛け完了!
みんないい顔! お疲れさまでした!! ありがとうございました!!!