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夏の下田へようこそ!
海水浴に温泉、感動モノの海の幸まで。
我が家のおもてなしプラン|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.042

Page 2

下田おすすめの海は?

田は夏真っ盛り。
と、このフレーズを書くのも2回目となりました。

昨年の4月に移住してから2度目の夏がやってきたのです。

伊豆下田の夏空

実のところ、私はあまり夏が得意ではありません。
若いころはビキニを着て、それこそ下田の海で
ボディーボードなんてものに乗り、サンオイルで黒々と焼いていたものです。
けれど、いつからかこの焼けつくような日差しが苦手になり、
できれば室内で静かにしていたい……という昨今であります。

けれども、友人たちはこの夏を求めて下田に遊びに来てくれます。
ので、私も引きこもってはいられない。
泳ぎたい! となれば海へ行き、
飲みに行きたい! となればおつき合いします。
そして下田に来た友人たちは皆、こう言い残していきます。
「下田って本当にいいところだね~、絶対また来る!」と。

昨年も「下田流おもてなし」としてこの連載で書きましたが、
2年目となったいま、昨年より少し落ち着いて迎えられるようになりました。
下田の夏、「こんな過ごし方ができますよ」というのを
あらためてご紹介いたします。

外浦海岸のビーチ

下田といえばまずは海! 
下田には9つの海水浴場があり、
そのうちわが家がよく行くのは外浦海岸です。
この海の特徴は波が穏やかなこと。
小さい子ども連れの友人でも安心して楽しむことができます。

家から歩いて行けるので、
「駐車場が満車かも?」という心配がいらないのもありがたい。
浮き輪を抱えながらゾロゾロ歩いて行くと、
「ザ、夏休み!」という感じがしてなかなかよいのです。

外浦海岸まで浮き輪を抱えて歩く

わが家から外浦海岸までは徒歩10分。「暑い、暑い」と言いながら歩くのも、いい思い出となるはず。

外浦海岸のビーチ

もうひとつ、わが家がよく行く海は恵比須島です。
この恵比須島は、下田の東側に突き出た須崎半島の南に位置する小さい島。
この島は火山の噴火によってできた島で、
伊豆半島ジオパークにも指定されています。

下田の東側に突き出た須崎半島の南に位置する恵比須島

降り積もった火山灰や、軽石が生み出した地層、
ゴツゴツとした水底土石流は、地球のエネルギーそのもの
(先日『ブラタモリ』でタモさんも感心していましたよ)。

島といっても橋がかかっているので、すぐに渡ることができます。
ぐるっと島を一周(徒歩5分くらいの小さい島です)すると
なかなかおもしろいですよ。

この島から眺める夕陽はまた格別なのですが、海遊びもできます。
岩場なので小さい子どもには少し注意が必要なのですが、
その分お楽しみがあります。
水中に潜ると魚がたくさん泳いでいて、岩場の影にはカニやヤドカリなどが。
子どもが大喜びするような宝の島です。

シュノーケルで恵比須島の海を堪能

シュノーケル持参がおススメ。浅瀬でも魚がたくさんいるので、子どもでも十分に楽しめます。

恵比須島での海が一望できるスポット

海が一望できるスポットもあり、夕陽も眺められます。気持ちいいですよー。

わが家がよく行くのはこのふたつの海なのですが、
リクエストに応じてほかの海に行くこともあります。

先日、友人が連れてきた、エネルギーありあまる中学生と小学生の男児。
「波があるところがいい! できるだけ大きい波!」
というので、白浜大浜海水浴場へ行ってみました。

こちらの海はサーファーも多く、日によってはかなり波が立ちます。
男児たちは迫り来る波にボディーボードで突っ込んでいくのが
とても楽しかったようです(下田で購入したばかりのボディーボード、
その日に折れてました……)。

白浜はその名の通りさらりとした白い砂浜が特徴で、
広々としたビーチと透明度の高い海水は眺めているだけでも美しい。
友人家族はこの海がとても気に入ったようで、
「来年も必ず来る!」とのことでした。

白浜大浜海水浴場

天候によっていろんな色を見せてくれる白浜大浜海水浴場。この日は特別きれいなコバルトブルーでした。