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こんな人は要注意!?
移住に向いていない人って
どんな人?|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.041

Page 2

移住について語ることで、見えてきたこと

016年の夏にスタートしたこの連載、早いもので始まってから2年。
ありがたいことに、最近はこの連載が縁となり、移住について、
下田での暮らしについてお話しする機会をいただいております。

伊豆下田の夕暮れ

いくつかをご紹介すると……
まず、下田市の「移住促進事業」のPR動画と冊子に
わが家の暮らしぶりが取り上げられました。

地方自治体の移住促進のPR動画らしくないつくりで、関係者の気合いを感じます。印象的な楽曲はこの動画のためのオリジナルで、作詞には自分も参加させていただきました。

昨年、過疎地域に認定されたことを受けて、
本年度より移住促進に本格的に取り組み始めた下田市。
わが家を含む4組の移住家族をモデル家族として、
動画、冊子が制作されました。

作成された冊子

冊子は市内各所、また東京の〈ふるさと回帰支援センター〉に置いてあります。また、市のホームページではPDFのダウンロードができます。

また、下田市に拠点を置く地元経営者の団体〈伊豆下田法人会〉の会合にて、
「移住者が感じる下田暮らしの魅力」という内容でお話しました。

「移住者が感じる下田暮らしの魅力」という内容でお話しました

このような場でお話するのは初めての経験。緊張しました! 経営者の方々に移住者目線で下田の魅力を語ることで、地域のお役に立てることがあるならと、お受けしました。

このように、まだ移住して間もない僕らではありますが、
下田での暮らしについて、「移住という選択肢」について、
現時点で自分たちなりに考えていること、感じていることを発信しています。

自分たちは、迷いながら移住を決め、
また移住先探しでも挫折を味わいました。
もちろん、移住後もすべてがうまくいっているわけではありません。
でも、そうして悩みながら進んでいる自分たちのような移住者だからこそ
語れることがある、そんな思いでお話をさせてもらっています。

そして、話していて感じるのが、「移住という選択肢」は
誰にでも勧められる選択肢ではないということです。
とても大切なことかと思いますが、
正直、自治体の移住促進事業などではなかなか言及できないところ。
悩みながら進む自分たちだからこそ、より強く感じる部分もあります。

では、どんな人が移住に向いていないか? 
「移住のリアル」をモットーに書き綴るこの連載。
今回は「移住に向かない人」のタイプについて考えてみます。
あくまで個人的な意見ですが、
移住を検討されている方の参考になればうれしいです。

わが家の田んぼ

初めての米づくり、わが家の田んぼは順調です! いまは田んぼの水を抜く中干しの期間。9月末に稲刈りの予定です。その様子はまた報告します。