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移住して4年、
東京と下田、2拠点での働き方。
仕事のバランスとそれぞれのスタイル|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.102

Page 2

夫婦で会社員を辞めて移住

日、この連載「暮らしを考える旅」は100回目を迎えました。
これまで読んでくださった方々、支えてくださった方々、
本当にありがとうございます。

そして、これから先、200回、300回と
(どんな暮らしになっているのだろうか……)
おつき合いいただけたらうれしいです。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

連載開始時の津留崎家の3人

この連載がスタートした5年前、移住先を探す旅の途中に撮影した家族写真。若い、娘は小さい。

この連載がスタートしたのは2016年9月。
第1回目は家族3人で車中泊仕様に改造した自家用車に乗り込み、
移住先を探す旅に出かけるところから始まっています。
私も夫も会社員でしたが、ふたりとも退職して
「さぁ旅に出よう!」というのですから、
いま読み返してみると無謀ともいえる決断でした。

車中泊できるように改造した車

その後、縁に恵まれて三重県津市美杉町に一度、移住を試みました。
けれど、いままでの自分たちの暮らしから
あまりにもかけ離れた環境だったこともあり、
うまくいかなかったのです。

三重県で雪景色の中記念撮影

三重県で暮らし始めた家の裏山にて撮影した記念写真。一番近くのスーパーや病院まで車で30分以上かかるような山奥でした。

結果、三重県への移住はうまくいかず断念。
いったんリセットするために東京へ戻りました。

そして、東京からもっと近く、自分たちの身の丈にあった場所で
もう一度だけ試してみようと伊豆へ出かけました。
そうして縁があって住み始めたのが下田です。

下田の海を散歩

海が見える高台でピクニック中

下田で暮らし始めて4年が経ちました。
先ほども書きましたが、東京では夫婦ともに会社員でした。

移住先探しの旅の間、無職だった夫は、
下田に移住してから仕事を探し始め、いい縁があり、
いまは養蜂場で働いています(ほかにもいくつかの仕事をしています)。
自然相手の仕事はとてもやりがいがあるようで、
毎日とても充実している様子です。

レモンの木を植栽するため地面を耕す

〈高橋養蜂〉にて蜜源となるレモンの木を植栽中。