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大切な本『寂しい生活』との
出会いと気づき。自分の暮らしを
見つめ直すきっかけは、
冷蔵庫にあった!|Page 4

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.031

自分の欲とうまくつき合う

ところで、先日娘を連れて東京に行ったとき、
ある自分の変化に気づきました。
それは、ショーウィンドウがとても輝いて見えるということ……。
いままでそれが日常だったので、
特に自分が激しく反応することもなかったのです。
けれど、最近はなんだか自分の欲がうずく。

「たった1年離れたくらいで?」と思われそうですが、
いや、自分でもびっくりするくらいに人って環境に慣れるんですね。
そんなときも「おー、ふつふつと湧いてきてるね~」と
自分の欲を客観的に観察してみます。
そうして、ほどほどに楽しむようにしています。

数年前から、毎年続けている家族での味噌づくり。今年は娘の友だちと一緒に、自宅近くの海水でつくられた「外浦の塩」と西伊豆で仕込まれた麹を使いました。都会での経験と地元下田での経験と、両方ができるいまのバランスは娘にとってよいのかもしれません。

クリアファイルが冷蔵庫につながり、
そのタイミングで稲垣さんの本との出会い。
まさか冷蔵庫がきっかけで、暮らしとか生き方とか自分の欲とか、
そういったものを見直すことになるとは思ってもみませんでした。

稲垣さんに影響されて始めた干し野菜。甘みが増しておいしくなるのもさることながら、調理時間も短縮できます。

最後にもうひとつ「稲垣語録」を。

「我々が本当に恐れるべきなのは、収入が減ることよりも何よりも、
自分自身の欲そのものである」

これから先、自分は何を手放していけるのか。
手放すことでいままで気づかなかったものが見えてくる。
それがとても楽しみです。