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今年もみんなで田植え完了!
素人から始めた3年目の米づくり、
何が変わった?|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.086

Page 2

移住して、ゼロから始めた米づくり

田に移住してから始めた米づくりも、今年で3年目となります。
すでに梅雨入りしていた6月の中旬、
集まってくれた友人たちと共に田植えを行いました。

当日の天気予報は80パーセント雨。
そりゃそうだよな……と半ばあきらめていたのですが、
なんと時折青空が見えるほど天気が回復。
気持ちのよい空の下、無事に田植えを終えることができました。

田植えを終えてみんなで記念撮影

横一列に並んで田植え

泥だらけの子どもたち

1年目と比べると、かなり変化があった今年の田植え。
いろいろと感じるのことの多い体験でした。

わが家が米づくりを始めたのは、
東京から下田に移住した翌年の2018年。
移住する目的のひとつとして「自分たちが食べる米をつくりたい」
と思っていたものの、米づくりに関してはまったくの素人。
さらに下田に知り合いがいたわけでもなく、縁もゆかりもない土地で
田んぼもなかなか借りることができないだろうと思っていました。

そんなとき、友人を通じて知り合ったのが
〈南伊豆米店〉を営む中村大軌さん
南伊豆米店では田んぼの手配や必要な整備などをサポートする制度があり、
私たちもそれを利用して米づくりを始めたのです。

販売目的ではないので大量につくる必要もなく、
農薬を使わずに手植え手刈りでやっています。
手間はかかるけれど、その時間を楽しみたいと思っています。

稲穂

土鍋で炊いた新米

とれたての新米を家族で一緒に頬張ると、なんとも言い難い喜びに包まれます。

1年目と3年目の田植えを比べると、
大きく変わったのは参加してくれる人の数です。

1年目はわが家を含めて3家族で、大人5人と子ども4人でした。
昨年は7家族、大人11人と子ども9人。
そして今年は10家族、大人14人と子どもが13人でした。
1年目からすると倍以上に増えたのです。

田植えの集合写真

1年目の集合写真。

集合写真も人数が増えてきた

2年目の写真。

さらに田植え参加者が増加

今年の写真(このほか、途中から参加してくれた友人も)。集合写真を見比べると、子どもたちが大きくなってる、いい記念になります。