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今年もみんなで田植え完了!
素人から始めた3年目の米づくり、
何が変わった?|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.086

Page 3

大人数だとこんなに早い!

思い起こせば1年目、初めての田植えということで
不慣れで手つきも悪く苦労しました。
1反弱の田んぼを手植えするのに、
どれくらいの手間と時間がかかるのかもわからない。
とりあえずやってみよう! と大人5人で挑戦しました。

朝から始めて終わったのは日が沈む直前。
日が傾き始めた頃、
「これ、今日中に終わらないかも……」と
全員の胸に不安がよぎりながらも黙々と作業を続けた記憶。
なんとかその日中にやり遂げたときは、
ちょっと涙が出そうな感動がありました。

昨年は人数が増え、「去年に比べて早いねー!」と驚きました。
そして今年、なんと昼前におおかた植え終わるという
かつてないスピード感。
人が集まるってすごい力を生むんだ……とあらためて実感しました。

大人数で田植え中

漁師の飯田竜さんと夫も作業中

いつもお世話になっている漁師の飯田竜さん。海のプロフェッショナルですが、田植えは初めてということで夫にレクチャーを受けながら初体験。参加してくれる友人のなかにも、下田に住んでいたけれど田んぼに入ったことはない、という方も意外と多いのです。

小さな子どももお手伝い

今年は余裕ができた分、私は写真をたっぷりと撮影させてもらい、
みんな焦ることもなく終始なごやかな時間でした。
若干の辛さを感じた1年目の田植えも、
自分たちにとっては経験できてよかったと思っています。
手で植えていくことの苦労を実感することができたからです。

そして年々仲間が増えていき、
みんなで和気あいあい楽しみながらする田植えも
やはりとても楽しいものです。子どもたちも成長して、
かなり働き手として活躍してくれるようになったり、
米づくりを通じて自分たちの歴史が刻まれていくんだな~と、
感慨深いものがあります。

田植え作業中の子ども

子どもたちもしっかりと植える

お昼休憩

桶に入ったたくさんのおむすび

作業終了。はしゃぐ子どもたち