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笠山プロジェクト

HAGInnovation
vol.003

posted:2012.8.23  from:山口県萩市  genre:活性化と創生

〈 この連載・企画は… 〉  俳優・映画監督の伊勢谷友介率いるリバース・プロジェクトと山口県萩市がコラボレーション。
萩から日本を元気にするプロジェクトを追います。

writer's profile

Masayuki Sawada

澤田真幸

さわだ・まさゆき●東京生まれ。幼少期より国内外を転々とし、現在は東京在住。ジャンルはとくに問わず、面白ければオールOKのスタンスでライター稼業を邁進中。旅好き。仕事でもプライベートでも、ここではないどこかに行けるならどこへでも。

credit

撮影(ムービーも):Mitsutaka Yokota

笠山の魅力を再発見しよう!

昨年5月からのべ8か月間にわたって行われた《ハギノベーション「論」》。
その中期プロジェクトとして位置づけられたのが、「笠山プロジェクト」である。
笠山は、萩市の北東4km、北長門海岸国定公園の中心に位置し、
直径30m、深さ30mの小噴火口を持つ日本で最も小さな火山(標高112m)。
豊かな自然に恵まれ、日本海を一望できる風光明媚なこの場所は、
しかし、市の中心から少し離れたところに位置するため、
萩市に暮らす住民でも足を運ぶことはそれほど多くないという。
では、どうすれば笠山を有効的に活用することができるのか……?

萩における新たなまちづくりの可能性を模索する《ハギノベーション「論」》。
第2回目の取り組みは、その具体案を策定することであった。
まずは塾生全員にアイデアを出してもらい、上がってきたものを整理した結果、
以下の4つのチームにグループ分けすることができた。

チーム「笠山JAM」(新A班):地元の若いバンドを支援する野外音楽イベント
チーム「萩Loview」(新B班):笠山ならではの飲食を提供する展望台カフェ
チーム「明神池ボラーズ」(新C班):笠山の自然を探索するクイズラリー
チーム「DonDom」(新D班):ゆったりと眺望を満喫できる休憩所づくり

あわせて「笠山プロジェクト」の全体テーマも“癒し・眺め・自然”に決まり、
8月の開催に向けて検討作業が進められた。
伊勢谷代表をはじめとしたリバース・プロジェクトのメンバーも各班の話し合いに参加し、
市役所サイドである事務局からの意見も取り入れながら、
企画案をより良いかたちで実現するために意見交換を実施。
その席上で伊勢谷代表は、
「みんなと協力してやる以上、個々人が自分の役割をちゃんと持ってほしい。
自分が何をしなくてはいけないのか、それをきちんと理解したうえで、
目標に向かって一生懸命頑張ってください」とエールを送った。
次回の「論」までの1か月間。塾生たちはチームごとに自主的に会合を開き、
企画案の検討を続け、リバース・プロジェクトのメンバーとはメールやFacebookのほか、
skypeを使ったミーティングで情報の共有を図ったという。

さらに、思いがけず嬉しい展開も。
伊勢谷代表がある仕事で、
ケツメイシ、FUNKY MONKEY BABYS、加藤ミリヤ、エレファントカシマシなど、
数多くのアーティストの音楽プロデュースを手掛けるYANAGIMANさんと知り合い、
意気投合。何と笠山プロジェクトに協力してもらえることになったのだ。
そして、第三回目の「論」。各チームでの話し合いをメインとし、
リバース・プロジェクトのメンバーも意見交換の場に入り、
企画の目的、対象者、開催時間、場所、集客、動員、予算などの観点から、
各企画をブラッシュアップしていった。
その中で、「笠山JAM」のプレイベントとしてYANAGIMANさんを講師およびゲストに迎え、
音楽を志す若者への指導と、伊勢谷代表とのトークショーを開催することも決定。

最後に、各チームから「笠山プロジェクト」の正式タイトルと副題を募り、
「萩・維新塾 笠山プロジェクト-笠山の魅力を再発見しよう!-」
と命名することに決まった。
それから約1か月、イベントのPRや予算管理、会場設営など、
塾生による入念な準備期間を経て、ついに本番の日を迎えた。その模様はまた次回!

YANAGIMANさんの熱の入った若手バンドの指導。

「萩Loview」の“笠山ならではの飲食”とは……?

萩市市長と話をする伊勢谷代表。「笠山プロジェクト」は、萩市の協力なしには実現できなかった。

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