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〈ハギノベーション「論」〉
ワークショップ

HAGInnovation
vol.002

posted:2012.3.19  from:山口県萩市  genre:活性化と創生

〈 この連載・企画は… 〉  俳優・映画監督の伊勢谷友介率いるリバース・プロジェクトと山口県萩市がコラボレーション。
萩から日本を元気にするプロジェクトを追います。

editor’s profile

Masayuki Sawada

澤田真幸

さわだ・まさゆき●東京生まれ。幼少期より国内外を転々とし、現在は東京在住。ジャンルはとくに問わず、面白ければオールOKのスタンスでライター稼業を邁進中。旅好き。仕事でもプライベートでも、ここではないどこかに行けるならどこへでも。

credit

写真:Suzu(fresco) ムービー:Mitsutaka Yokota

萩の食材を使ったアイデア料理対決。

現代の松下村塾を目指し、
萩における新たなまちづくりの可能性を模索する《ハギノベーション「論」》。
開塾式の翌日に開催された第一回目のワークショップでは、
「自分たちが暮らすまちの個性や強みを知ろう」という狙いから、
萩の食材を使ったB級グルメづくりが行われた。
30名の塾生をA、B、C、Dの4班にわけ、
各班にファシリテーターとしてリバース・プロジェクトのメンバーが1人ずつ入り、
肝心の食材探しから始まって、それぞれユニークなアイデア料理に取り組んだ結果、
出来上がったのが以下のメニューだ。

A班:「萩の髷ボコ 夏みかん胡椒風味」
B班:「萩のスマイルバーガー」
C班:「萩の浜育ち定食」
D班:「たまげなすのペンネ」

完成後は各班が思い思いのスタイルでプレゼンテーションを行い、
その後はみんなでメニューを試食し、どれが一番美味しかったか投票を実施。
みごと1位を獲得したのが、
萩名産のカマボコと夏みかんを使ったA班の「萩の髷ボコ 夏みかん胡椒風味」であった。

A班の「萩の髷ボコ 夏みかん胡椒風味」は、萩の特産をうまく使い、審査員をうならせた一品。

なんとA班は全員で髷をつけてプレゼン。そのインパクトも審査員の心を動かした!?

盛りつけも手を抜かないのは、「萩のスマイルバーガー」をつくったB班。

創意工夫をこらした料理が完成。どのチームも見た目にも楽しく、おいしい料理を披露してくれた。

審査するほうも真剣そのもの。

互いに親睦を深め合ったB級グルメづくりのあとは、
これから本格的に始まる《ハギノベーション「論」》で守るべきルールと、
目指すべきビジョンを定めるために議論の場が設けられた。
その冒頭で伊勢谷代表は、
「日本の国力を考えたときに、やはりローカルが強くならないと全体も成長していかないと思う」と語った上で、
「しかし、地元の人たちは意外と何が魅力なのか気づいていなかったりするので、
今回の《ハギノベーション「論」》の取り組みを通じて、
参加者同士が互いに学び合いながら、
萩というまちの持つ可能性や魅力を一緒になって考えていきたい」と話した。
まずは各班で意見をまとめ、その後は伊勢谷代表を中心に談論風発し、
最後にそれら意見を集約するかたちで、《ハギノベーション「論」》における9か条のルールと、
8か条のビジョンが制定され、第一回目のワークショップは無事終了した。

【ルール9か条】
1. あいさつをする
2. 楽しむ
3. ポジティブに乗り越える
4. 言い訳をしない
5. やらない理由を見つけない
6. 代案なき否定は禁止
7. 発言を恐れない
8. 相手の気持ちに共感する
9. 助け合いの心を持つ

【ビジョン・目標8か条】
1. やってみることに意味を見出そう
2. これからの萩市の可能性を常に感じよう
3. 子どもの頃に戻ったような気持ちでいよう
4. みなで打ち解け、仲良くなろう
5. 互いを知り、刺激を受けあおう
6. 個が力を合わせ、団結しよう
7. 達成することを楽しもう
8. 自由に発想しよう

伊勢谷代表の問題提起に対して、参加者同士の活発な意見交換がなされた議論の場。

次回のワークショップは、《ハギノベーション「論」》の中期プロジェクト
「笠山プロジェクト」をめぐる意見交換がテーマだ。
熱を帯びてきた塾生たちとの白熱の議論の様子は、またあらためて。

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