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前回、田植えをしてから稲がどのように育っていくのか?
ということで夏までの稲の成長の様子をお伝えしました。
鹿に入られて稲を食べられたトラブルについて書きましたが、
その後もわが家の田んぼは少なからずのトラブルが訪れます。
だいぶ稲穂も色づいてきて、稲刈り予定日まであと10日という頃に
やってきた台風で広範囲の稲が倒れてしまったのです。
台風明けに恐る恐る行った田んぼで
この光景を目の当たりしたときには、わが目を疑いました。
これまでも一部分の稲が倒れてしまったことはありましたが、
ここまで倒れたのは初めてのこと。
調べたり聞いたりしたところ、
うまく対処すればちゃんと収穫できるそうです。
ただ、倒れたままで穂が水に浸かってしまうと発芽してしまい、
収穫できなくなってしまうので注意が必要だとか。
どうやって水に浸かるのを防ぐのか?
そんなこんなを呆然とした表情でスマートフォンで調べていると、
隣の田んぼの方が、
数束を一緒に束ねて起こしてあげるといいんだよ、
とやり方を教えてくれました。
束ねるのは稲わらで、
と自分の田んぼで出た稲わらを提供してくれもしたのです。
あとはひたすら束ねるだけ! ということで、
休日返上で家族で束ねまくりました。
最初はかなり手こずっていたのですが、
途中からだいぶコツを掴んできて……。
倒れてしまった稲をほぼ束ね終えました。
(写真ではあまり違いがわかりませんね)
これなら倒れたトコも収穫できそうだと、ホッとしました。