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おふくろの味を生む「ぬか床」。
自家製のぬか漬けを受け継ぐ|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.073

Page 2

最高のご飯のお供は……?

然ですが……「ご飯のお供」は何がお好きでしょうか?
先日、米づくりを手伝ってくれた友人たちをわが家に招いて
「新米を味わう会」を開催しました。
友人たちには、ご飯に合う一品はこれだ! という
お気に入りのご飯のお供を持ってきてもらい、
炊きたての新米と合わせていただきました。

みんなで汗を流してつくった米を土鍋で炊く。
そして、お気に入りのご飯のお供。
シンプルですが、これこそこの上ないごちそうではないか?
そんなことを感じました。

津留崎家自家製の梅干し

わが家で毎年漬けている梅干し。昔ながらのつくり方できちんとしょっぱい梅干し、これが新米と抜群の相性なのです。

最近、わが家のお気に入りのご飯のお供に、
自家製のぬか漬けが加わりました。
この秋から自宅のキッチンに鎮座しているぬか床で漬けたぬか漬け。
これが我ながらおいしいのです。

最近はこのぬか床で漬けた野菜がいい具合に漬かると
にんまりしてしまうほどで、
ぬか漬け臭の漂う手でこの原稿も書いております。

我が家のぬか床

実はこのぬか床は、僕の母が長年漬けているぬか床を
分けてもらったもの。
そして、母のぬか床は、僕が生まれるよりも前に
親戚から分けてもらったそうです。
それからは長年、東京の僕の実家にありました。
母の移住とともに下田にやってきたということになります。

今回は母とともに下田に移住(?)してきたぬか床の話です。

下田を散歩する母と娘