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写真でまちが楽しくなる。
写真家MOTOKOさんが語る
〈ローカルフォト〉の力|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.068

Page 2

各地で活動する写真家
MOTOKOさんとのトーク

つの美しい海水浴場に囲まれた下田。
今年の夏も家族連れや学生など、
多くの観光客でにぎわっていました。
飲食店や旅館業に携わる友人たちはこの時期になると猛烈に忙しく、
「9月になったら飲もうね!」というのが合い言葉となっています。

海上滑り台

わが家から徒歩で行ける外浦海岸。夏の時期だけ海上滑り台が設置され、子どもたちに大人気でした。最初は怖がっていた娘も、夏の終わりには楽しめるように。

そんな夏の繁忙期もあと少しで終わり、という8月の下旬。
写真家のMOTOKOさんを東京からお招きし、
「ローカルフォト」をテーマにトークイベントを行いました
(開催までのいきさつは、こちらをどうぞ)。

トークイベントの様子

会場は写真展を開催させていただいていた〈Table TOMATO〉さん。

MOTOKOさんは〈ローカルフォト〉というプロジェクトを
全国で立ち上げている方です。ローカルフォトとは、
写真を用いて全国のまちを元気にしようという活動
MOTOKOさんはこれまで、日本全国18か所で
この活動を展開してきました。

香川県の小豆島では、2013年に〈小豆島カメラ〉を立ち上げています。
小豆島に住む女性7人が、日常の暮らしのなかで
魅力的に感じたものを撮影し発信。
小豆島カメラの活躍もあり、小豆島への移住者は
年々増える傾向にあるそうです。

〈小豆島カメラ〉のメンバー

〈小豆島カメラ〉のメンバー。いわゆる景勝地の写真というのではなく、ふとした瞬間に出会った風景や、そこで暮らす人の何気ないシーンをとらえています。そうした写真を見れば、誰もが小豆島を訪れたくなります。

MOTOKOさんは下田でも
〈下田写真部〉というプロジェクトを立ち上げています。
1年間下田に通いつめ、部員たちを指導をしたそうです。

「TRIP SHOT CONTEST」イメージカット

年に1度開催される「TRIP SHOT CONTEST」では、写真部が参加者と一緒にまちを巡り、下田の魅力に触れてもらうという活動をしています。

そんな下田と縁の深いMOTOKOさんと、
下田に移住して2年目となる私の対談。
司会は〈Table tomato〉店主の山田真由美さんが
引き受けてくれました。

当日は「ローカルフォト・写真でまちが楽しくなる」と題して
お話をしたのち、参加者のみなさんとの懇親会という流れ。
今回はその様子をお伝えします。

イベント打ち合わせの様子

MOTOKOさんの話を真剣に聞く私と山田さん、そして夫。(撮影:宝田麻理子[下田写真部])