menu
記事のカテゴリー

下田に移住して2年半。
あらためて振り返る、
わが家の暮らし、何が変わった?|Page 3

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.067

Page 3

以下、思いつくままに挙げていきます。

1 食卓にのる食材――顔の見える食材

これは本当に変わりました。
食卓にのるものは地の物がメイン。
野菜も魚もいただきものが多かったり、
買ったものでも生産者のことを知っているものが多いです。

そして、昨年の秋からは自分たちでつくった米を食べています。
食費はかかっていないのですが、驚くほどに豊かな食卓となりました。
もちろんすべてがそんな食材というわけではないですが、
必ず1、2品はそんな食材が食卓にのっているという感じです。
顔の見える食材は食べていて気持ちが違うということを
日々実感しています。

食卓にのぼった地のサザエ

地のサザエに地のアワビ。申し訳ないほどに贅沢ないただきものの食材がのることもあります。

2 時間の使い方

移住後の働き方や時間の使い方については何度か書きましたが、
僕は平日、午前中は養蜂場で作業、
ほかに早朝や午後の空いた時間に工務店の仕事を自宅でやっています。
妻はフリーのカメラマンですので、
週に何度かある撮影で出かける以外は基本、自宅でPC作業です。

ということで、ふたりとも自宅にいる時間がかなり長い。
娘が学校が終わって帰ってくる時間に
ふたりで娘を迎えるなんてことが珍しくありません。

東京では、ともにかなり忙しく働いていたので、
時間に余裕が全然ありませんでした。
娘の保育園のお迎えは毎日、19時、20時。
土曜日も仕事が入って保育園に預けることも珍しくなかったです。

それもどちらかが仕事の都合をつけて
早めに切り上げて迎えに行くという感じでした。
時間に余裕がなくて、おまけに疲れ切っていたので
お互いにイライラしていました。

もちろん東京で暮らしていても、
仕事のあり方をコントロールしていけばできることでしょうけど、
なかなかそれができる気がしませんでした。
移住というきっかけがあり、時間の使い方が大きく変わったのです。

夕方のビーチに立つわが娘

娘の習い事は妻か僕のどちらかが送り迎え。帰りに寄り道してビーチで遊んでいくのが楽しみになっています。

3 子育て、教育

父と娘の田植え作業

今年も友人たちに助けてもらいながら家族で米づくりをしています。
東京で会社員をしながら子育てをしていたらできなかったことです。
教育を学校や塾に任せるのではなく、
親が教えられることは教えていきたい、そう考えています。

漁船体験で下田の大海原へ

先日は下田市主催の漁船体験イベントがあり参加しました。さまざまな体験ができるフィールドは子育ての環境としてすばらしいと感じます。