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沖縄県・竹富島

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松竹昇助おじいの話。「昔、台風で海が荒れて船が浜に乗り上げそうになったとき、ニーラン石が海面からちょこっと顔を出しているのが見えたんだって。それで、ここから先は陸地だと分かって、寸前のところで慌てて舵を切って助かったらしい。ああ、やっぱり神さまはちゃんとオレたちについてくれてるなあと思ったよ」