兵庫県南あわじ市・洲本市
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日本国土発祥の地、神々誕生の地のいわれのある聖地の丘に祀られているおのころ島神社。古代は入江だったといわれている。高さ21.7m、柱の直径3mもある日本三大鳥居のひとつがあり、周囲の田園地帯からはランドマークのようにみえる。伊弉諾命(イザナギのミコト)と伊弉冉命(イザナミのミコト)の二神が祀られており、縁結びや安産祈願に全国から多くの人が参拝に訪れる。
宝亀年間(770~)に建立した由緒正しい寺で、淳仁天皇の御陵を守る僧の宿坊として開かれた。福徳の神とされる恵比酒神が祀られており、海上交通安全、漁業・商売守護、無病息災、子孫長久などのご利益があるとされている。島にはほかに大黒天、寿老人、毘沙門天など七福神をそれぞれ祀った寺があり、淡路島を七福神が乗る宝舟に見立て、各寺を参拝して回る七福神めぐりをする人もいる。