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北海道虻田郡ニセコ町

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4 Activity report - 2 外国人の生徒もいます。

ニセコの食の伝統は、国を越えて
じゅうごばぁの手から伝わります。

ゅうごばぁの活動の目的に
「継承」がある。
年に一度行われる
“家庭の味噌づくり講習”も
そのひとつ。
参加者を広く募集したところ、
日本人以外の生徒も現れた。
ホテル、ダイニング、
アクティビティなどのサービスを
行っている「J-SEKKA」の従業員、
キャサリンさんとキムさんである。
「ニセコ町の
ニュースレターを読んで、
じゅうごばぁが味噌づくりを
教えてくれることを知ったの。
彼女たちは
とてもパワフルだったわ」
(キャサリンさん)
各自、大豆を煮て持ってくること、
という課題のもと、じゅうごばぁの
指導を受けながら行う味噌づくりは、
なかなか大変なものだった。
それでも、
「講習で習った味噌を使って、
味噌バターを作ったんだ。それを、
オーブンで焼いたポテトサラダに
ぬってお店で出してみたよ。
他にもアレンジしてみるつもり」
と、シェフのキムさんは話す。
正に日本食の概念をくつがえす、
新しい味噌の使い方だ。
主に北海道産の食材を取り扱う
J-SEKKAにとって、
ニセコ産の大豆を使った味噌は
ずいぶん重宝しているだろう。
こうして、国をも越えながら、
伝統が受け継がれてゆく。