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DINING OUT(ダイニング・アウト)日本平

Local Action
vol.061|Page 1

posted:2015.5.22  from:静岡県静岡市  genre:食・グルメ / 活性化と創生

〈 この連載・企画は… 〉  ひとつのまちの、ささやかな動きかもしれないけれど、創造性や楽しさに富んだ、
注目したい試みがあります。コロカルが見つけた、新しいローカルアクションのかたち。

editor's profile

Yu Ebihara

海老原 悠

えびはら・ゆう●コロカル編集部エディター・ライター。生まれも育ちも埼玉県。出張先でおいしいご飯屋さんを探すことが得意。

食を通して地域の魅力を掘り起こす。
プレミアム・レストラン「ダイニング・アウト」が人気の理由。

美食の国ニッポン。でもまだまだ知らないニッポンだらけ。
本当に美味しいものは地元でしか味わえないものばかり。
時間と労力とお金をかけて味わいに出向くことこそがプレミアムと言えるだろう。

「ダイニング・アウト」はそういった意味でも特別なレストランだ。
ひとつの地域の厳選食材で、一流のシェフが腕によりをかけてつくる料理を、
最高のロケーションでいただく。ディナータイムでの開催のため、
遠方からの人は現地で宿泊しなければならない
(パッケージツアーがあり、大抵の参加者は利用している)。
しかも、当日体験するまで情報は制限されているものだから、
いったいどんなロケーションで、どんなすばらしい体験ができるのだろうかと、
参加者はみな胸を躍らせて開催を待つしかない。
たった一食の食事のために!? と思うことなかれ。
この“わざわざ”感がダイニング・アウトの人気のポイントなのだ。
なんと言ってもこの機会を逃すと二度と再現できない。
そんな数日限りの極上の野外レストラン、それがダイニング・アウトだ。

ダイニング・アウトが初めて開催されたのは、2012年の秋。
場所として選ばれたのは新潟・佐渡だった。
能堂を前に繰り広げられた壮大なレストランは成功を収め、
メディアに紹介されたり、参加者の口コミで評判が広がっていった。
食を通じてその地域ならではの新しい魅力を伝えるために、
著名なクリエイターをパートナーとして招聘し、
自治体や賛同者とともにつくりあげていくというスタイルはこの頃から変わらない。

過去には、広尾<ア・ニュ・ルトゥルヴェ・ヴー>の下野昌平シェフ
(「DINING OUT YAEYAMA 2013」を担当)や、
赤坂<TAKAZAWA>の高澤義明シェフ
(「DINING OUT SADO 2013」・「DINING OUT SPECIAL SHOWCASE」を担当)など、
世界からも熱い視線をあびているシェフらを起用してきた。

もともとは、博報堂DYメディアパートナーズによる社内の新規事業であったが、
“食を通じて地方に残された美しい自然や伝統文化、歴史、地産物などを
再編集し新たな価値として顕在化させ、地域経済の活性化を目指す”
というコンセプトや、“良質な時間を提供する”、“驚きの体験を提供する”
という点で共感した高級車ブランドLEXUS(レクサス)が、
第2回目からパートナーとして参加しており、
よりダイニング・アウトの世界観やブランド認知も深まってきた。

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