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連載

家をつくる、暮らしをつくる、
〈HOMEMAKERS〉

小豆島日記
vol.170|Page 1

posted:2017.2.27  from:香川県小豆郡土庄町  genre:暮らしと移住

〈 この連載・企画は… 〉  海と山の美しい自然に恵まれた、瀬戸内海で2番目に大きな島、小豆島。
この島での暮らしを選び、家族とともに移住した三村ひかりが綴る、日々の出来事、地域やアートのこと。

writer profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
http://homemakers.jp/

離れを少しずつ直して、宿泊棟に

農家の冬は夏に比べたらだいぶゆったりしています。
夏は何よりも暑さと草との戦い。
すごい勢いで成長する雑草たちに負けないように刈り続け、抜き続け、
そしてトマトやピーマン、ナス、キュウリなど毎日収穫、
メンテナンスしないといけない野菜たちの世話。
雨が降らなければ、水やりも欠かせない。
それを猛烈な陽射しのもとでやらないといけない。
畑仕事以外のことはほとんど何もできずに毎日が終わっていきます。

冬は、野菜も雑草も成長スピードがゆっくりなので、そこまで追われ続けません。
ただ春に向けての準備や、収穫・販売の作業はあるので決して暇ではないのですが、
私たちは毎年1月2月はカフェ営業もお休みし、自分たちの体も含め、
働く環境、暮らす環境のメンテナンスをする期間にしています。
私たちにとってこの期間は本当に大事な時間です。

ほこりを被っていた大きな棚。拭いて塗って蘇る。

とにかく掃除。流木や引き出しなどいいなーと思ったものをどんどん集めてきてしまうので、とにかくうちはものが多い。

置き場に困っていたソファを外に置くことに。ここを畑作業の憩いの場にします(笑)。

今年の冬はどこに手を入れようか。野菜出荷場、農具や工具の収納場所、
これから民泊できるようにしようと思っている離れの建物。
それから家のリビングやデスクまわり。
直したいところは山ほどあって、たぶんこの冬中には全部できないので
できるところから。

自分たちの暮らす場所、働く場所をつくりあげていくことは、
私たちにとって何よりも楽しい時間。
自分たちが毎日過ごす拠点=HOMEを快適で楽しい場にする、
そしてそこにいろんな人たちを招き、いい時間を共に過ごす、
それこそが私たちのしたいことなんだよなーと思っています。

そのHOMEっていうのは、家という物理的な建物だけじゃなくて、
庭も畑も含まれているし、もう少し広げて、
私たちが暮らしている肥土山(ひとやま)地区、さらには小豆島も。

ただあまり広げすぎてしまって、真ん中の部分が手抜きになってしまったら
楽しくないし強くもないので、まずは自分たちの拠点をひとつずつ、つくっていきます。

イルミネーションを屋根の下にとりつけ。夜になってピカピカさせるといい雰囲気。

蔵と離れの間のスペースがだいぶスッキリしました。休みの日はいろは(娘)もお手伝い。

ストーブを直すたくちゃん(夫)の横で、宿題をするいろは。うちはいつもこんな感じ。

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