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『伊豆下田100景』での撮影仕事は
名物お菓子屋さんめぐり。
2足のわらじをはく働き方は
少しずつ前進中|Page 2

暮らしを考える旅 わが家の移住について
vol.027

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ときどきパン屋、最初の一歩

週末、12月16、17日に、パンの販売とパンランチのイベント
「てつパン食堂」を開催しました。

大学を卒業してからいままでカメラマン一本で仕事をしてきましたが、
もうひとつ「パンを焼く」ということを生業にできないかと
試行錯誤しています。
今回は友人のお店で試しにパン屋をやってみようという、
2日間限りのイベントでした。

夫と娘が、試作した山盛りのパンを毎日試食してくれました。家族3人でだんだんとつくり上げる「てつパン」。

2日間ほぼ寝ずにパンを焼き続けながらお店に立つというのは、
想像以上にしんどいものでした。
けれど、それをはるかに上回るほど楽しくて刺激的だったのです。

そういえば、私は人にごはんをつくって、
おいしいと食べてもらうのがもともと好きでした。
20代のとき、我が家にはしょっちゅう人が集まり、
そのたびに夕飯をつくってふるまっていました。
それが、私にとって喜びだったのです。
2日間を経て、そんなこともふと思い出しました。

接客もバタバタしましたが、夫と娘とともに働く感じも、
とても心地よかったです。夫がチラシをつくったり、
じゃがいもハンコをつくって紙袋をアレンジしてくれたり、
私の知らない夫の得意なことも今回知りました。

今後ときどきパン屋をやっていくにはどんな方法がよいのか、
家族で相談しています。そんな話や、当日の様子についてはまた今度。

イベントのチラシを夫がつくってくれました。夫が文字を、娘が私の似顔絵を、娘の友だちがパンの絵を担当。いい記念になります。