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連載

〈キトウシ森林公園家族旅行村〉
レンタサイクルと森のコテージ。
アウトドア滞在ならココ!

my weekend@HOKKAIDO
大雪山と、北の暮らしを旅する
vol.002

posted:2017.8.25  from:北海道上川郡東川町  genre:旅行

PR 北海道観光振興機構

〈 この連載・企画は… 〉  “北海道の屋根”と言われ、日本最大の〈大雪山国立公園〉を有する大雪山。
深く美しい大自然のなかで、コテージや温泉宿に滞在しながら、北の暮らしを旅します。
森や田んぼのなかを走り抜けるサイクリングや、旭岳を望むレイクカヌー、
そして、北の暮らしから生まれる食や工芸などのつくり手を訪ね、
短くて濃密な北国の夏を満喫しましょう。
旭川空港から30分〜1時間圏内だから、週末トリップにぴったりです。

photographer profile

Asako Yoshikawa

吉川麻子

フォトグラファー。北海道苫小牧市生まれ。札幌市在住。2006年からのスタジオ勤務を経て2011年より独立し、フリーランスとなる。主にポートレイト、衣食住、それらに関わる風景など幅広く撮影。おいしいものといい音楽があると笑顔になります。
気のいい犬1匹と現在二人暮らし。

writer profile

Akiko Yamamoto

山本曜子

ライター、北海道小樽生まれ、札幌在住。北海道発、日々を旅するように楽しむことをテーマにした小冊子『旅粒』発行人のひとり。旅先で見かける、その土地の何気ない暮らしの風景が好き。
旅粒
http://www.tabitsubu.com/

まちにも近い、自然豊かな遊び場

澄んだ空気をめいっぱいに吸い込みながら、
気の向くまま美しい自然や一面に広がる田園風景、気になるお店を自転車で巡る……。
夏ならではの東川の魅力をたっぷり体感するなら、
誰でも気軽にトライできるサイクリングがおすすめ。

まちの北側に位置する〈キトウシ森林公園家族旅行村〉は、
レンタサイクルで最新式の高性能な自転車のレンタルができるほか、
一棟貸しケビンでゆっくりとした宿泊も楽しめる、人気のスポットです。

(写真提供:キトウシ森林公園家族旅行村)

アイヌ語で「ギョウジャニンニクが群生する」を意味するキトウシ。山をそのまま生かした、のどかで心地よい自然に包まれています。

超軽量のレンタサイクルで、リフレッシュ!

標高457メートルの岐登牛(キトウシ)山一帯に広がるキトウシ森林公園は、
東川のまちや道の駅から車で10分。
レンタサイクルの受付は駐車場側の事務所で行っています。
アウトドアブランド〈モンベル〉が
日本の地形や日本人の体格に合わせて開発した自転車〈シャイディック〉は
約9キロで、女性でも簡単に持ち上げられる軽さ。
初心者向きから上級者用まで、ハンドルの異なる3タイプから選べます。

今回取材で利用したのは〈ブルホーンハンドル〉タイプ。長く走行しても手の置き所が変えられて重心を動かしやすい。乗り手に合わせて高さを調節しているところ。

大雪山まわりのサイクリングの魅力は、風景のすばらしさはもちろん、
サイクリングロードの整備がしっかりとされていること。
さまざまなコースがあるので、レベルに合わせて選ぶことができます。

「サイクリングで回る東川は最高ですよ! 
ここから出発するなら、少し上級者向けですが、
忠別(ちゅうべつ)ダムへ向かうコースがおすすめ。
車では入れないダムの堤防から見える旭岳や湖がとてもきれいなんです」
そう教えてくれたのは、
キトウシ森林公園を管理する東川振興公社の莫日根(ムリグン)さん。
さっそく、東川ならではのサイクリングコースへと出かけてみましょう。

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自転車だから、体験できる風景

Page 2

キトウシ森林公園から出発。緑に溢れた山沿いから東川のまちへ下りれば、青々とした田んぼ沿いの平坦な道が続きます。

忠別ダムコースは全長約20キロ。
忠別ダムを折り返し地点に、スタートとゴールはキトウシ森林公園です。
まずは美しい田園風景を駆け抜け、天人峡や旭岳へ向かう坂道を登っていきます。
ダムまでの道のりはなかなかのハードな登り坂ですが、
大自然に包まれながら風をきる心地よさは格別。
〈忠別ダム左岸堤頂広場〉から堤防へ進むと、天気のいい日は、
たっぷりと水をたたえた忠別湖に大雪山連峰が逆さに映りこむ絶景が待っています。

道道1160号を天人峡・旭岳温泉方面へ進み、エオルシトンネルを抜けてすぐ左にある〈忠別ダム左岸堤頂広場〉。広々としたダム堤防を対岸まで渡る。風が気持ちいい!

湖や山を眺めながら堤防を渡りきると、あとはほとんどが下り坂。
スピードの出し過ぎに注意して、
ハンドル部分のデジタル速度計で時速30キロをめやすにゆったりと走りましょう。

堤防から、莫日根さんおすすめの忠別川サイクリングロードの起点までは約5キロ。
走行する車はもちろん、ごくたまに現れる野生動物との遭遇にも気をつけながら、
国立公園の緑を駆け抜ける爽快感を味わいましょう。

忠別川に沿って旭川駅まで続くサイクリングコースが両岸に整備されています。こちらは東川側で、右手には田んぼの向こうに大雪山の山並みが。ゆるやかな下り坂なので運転は快適。

大人数で楽しみたい、一棟貸しケビン

まちへと下りてきたら、あちこちに点在するカフェや小さなお店に立ち寄ったり、
ひと休みしながら、のんびりとゴールのキトウシ森林公園へ向かいましょう。

旭川空港をはじめ、東川のまちや旭川方面にもアクセスが良いキトウシ森林公園は、
旅の起点にも最適。ゆっくりと自然に囲まれた滞在をしたいなら、
園内にある一棟貸しのケビン(貸し別荘)がおすすめ。
夏は外でバーベキューするのはもちろん、土地の新鮮な野菜やお米を持ち込み、
東川ならではのミネラルウォーターで料理する楽しみも。
気兼ねなくまちの魅力を体感しながら、くつろぎの時間を過ごせます。

山に沿って並ぶケビンは3タイプあり、どれも8名まで宿泊可。こちらは一番広いCタイプの棟。外にはテーブルとベンチが置かれBBQスペースつき。

木のぬくもりが心地よく我が家のようにくつろげる室内。広い居間の後ろにあるキッチンには料理器具や食器も揃う。Cタイプの浴室にはサウナまで付いています。

夏の間は、外のベンチでゆっくりとグラスを傾けるひとときも。
管理事務所の売店で見つけた東川のワイン〈キトウシ2015〉は、
キトウシ山麓で育ったブドウ100パーセント。岩見沢の〈10Rワイナリー〉に委託し、
1年間熟成させてつくられたもの。

実は東川町では25年前からブドウの栽培が行われていて、
道内でも余市町に次いで歴史あるブドウの産地。ブドウ畑を町営化し、
2014年にワインの販売を開始しました。
東川町内でしか手に入らない希少なワインは、芳醇な味わいとともにスモーキーな後味が残り、口当たりまろやか。お土産にしたくなる一品です。

キトウシにも生息する森の守り神、フクロウをエチケットに配したキトウシ2015(2500円)。土地の酵母で醸された赤ワインはまさにテロワールそのもの。

1974年、東川町開基80年を記念にお城をイメージして建てられたキトウシ展望閣から、東川を眺める。遠くにうっすらと見えるのは旭川のまちなみ。

広大な園内には、地下水を使用した
人工ラジウム温泉〈キトウシ高原温泉〉のある〈キトウシ高原ホテル〉、
四季折々の田園風景を見渡せる絶景スポット〈キトウシ展望閣〉のほか、
ゴーカート乗り場や水遊びのできる池も。
冬はファミリー向けスキー場〈キャンモアスキービレッジ〉としてにぎわいます。

2016年6月、キトウシ森林公園をスタート地点に初めて開催された
〈キトウシサイクリング〉プレ大会には、
SNSや口コミでなんと400名もの参加者が集まりました。
忠別湖や天人峡への行程を楽しんだ後は、
全員に豪華なバーベキューがふるまわれたそう。
「こんな大会は、全国を探してもここだけですよ」と笑顔を見せるのが、
主催者であり、自身も10年来のサイクリング好きという莫日根さんです。

キトウシ森林公園のほかにも、〈東川芸術文化交流センター〉の管理も行う中国籍のモンゴル人、莫日根さん。旭川の大学に留学後、以来10年以上に渡り地元の観光に携わってきた。持ち前の企画力と行動力、そして明るさはまちの財産。

旭川観光協会で海外向けツアーの受け入れに携わり、
2016年の6月から東川振興公社で勤務。大雪山一周サイクリングコースをはじめ
道内各地のコース整備を積極的に行っています。

「がんばって坂道を登った後の達成感が、サイクリングの醍醐味。見える風景も変わるし、
健康にもいいですよ。サイクリングを、“写真文化首都”として知られる
東川のもうひとつの名物にしていきたいですね」

気軽に土地の新しい魅力を発見できる自転車の旅。
短く美しい夏の季節に、ぜひ一度出かけてみませんか。

information

map

キトウシ森林公園家族旅行村

住所:北海道上川郡東川町西5号北44番地

TEL:0166-82-2632

レンタサイクル

料金:1日2000円(税込)、1時間500円(税込)車両本体・ヘルメット付き

貸出期間:2017年4月30日(日)~10月29日(日)※以降はHPをご確認ください。

貸出時間:8:30~16:30まで(原則30分前までに返却)

ケビン(貸別荘)

チェックイン:15:00〜

チェックアウト:10:00

1棟18900円〜(8人まで利用可能)

Web:http://www.kazokuryokoumura.jp

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