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連載

MIO TABLE
日本の美しいグラスと
スパークリング清酒でおもてなし
新潟のグラスと
秋の味覚でグランピング

宝酒造 × colocal
和酒を楽しもうプロジェクト
vol.002(Season2)

posted:2016.10.20  from:新潟県  genre:食・グルメ

sponsored by 宝酒造

〈 この連載・企画は… 〉  「和酒を楽しもうプロジェクト」もシーズン2へ。
和酒のイメージを一新し、誰かと幸せをシェアしたくなるような“おいしい食卓”を
コロカルらしいアレンジを加えた「MIO Table」としてご紹介します。

和酒の楽しさを誰かとシェアしたくなる食卓。
それがコロカルの思う「MIO Table」です。
パーティというほど大げさではないけれど
お気に入りのグラスや食器を選び、日本各地の素材にこだわり、
シンプルでも気持ちが華やぐようなおつまみを用意。
相方は誰もが飲みやすい泡の和酒
スパークリング清酒〈澪〉をよく冷やしておきましょう。
グラスもメイドインジャパンのフルート型で。
それが「MIO Table」のこだわりのひとつです。

今回のテーマは「グランピング」。
爽やかな秋の休日を存分に楽しむなら
ちょっと“グラマラスなキャンプ”気分で
「アウトドアごはん」をいただきませんか。
ダッチオーブン版アヒージョとおとなのポテトサラダ
下味に凝ったBBQチキンがきょうのメニュー。
おうちのテラスや庭でも
秋晴れのときに試してみてくださいね。

そんなおもてなし用にストックしておきたいのが
台座部分がはずせてコンパクトに収納できる
アイデア賞もののシャンパングラス6客セット。
割れにくいプラスチック製なのに
その透明感と艶やかさは驚くほど。
ぱっと見ただけでは、とてもプラスチックには思えません。
このグラス、どうしてこんなに美しいのでしょうか。

独創性を重んじる風土が生んだ傑作

曙産業のデザイナー・佐藤弘幸さんにうかがうと、
やはりこのグラスは透明度やデザインに特別こだわったのだとか。
というのも、友人たちを自宅に招いたとき、
せっかくのおもてなしなのに普通のコップしかなくて残念だった。
そんな自分の体験が開発のきっかけだったので、
なんとか来客用として恥ずかしくないものをとまず思ったそうです。
しかし、そのために選んだ樹脂は成形が難しく、
水分量など成分の微調整が日々欠かせない。
また樹脂を流し込む金型にもクオリティが左右されてしまう。
特にこの金型の“磨き”はとても大切で、
技量が高いプロの職人が手掛けないと狙った透明感や艶が出ない。
これはもう手間を惜しんではいけない商品だなと佐藤さんも覚悟したそうです。

ただ、曙産業がある新潟県燕市は江戸期の「燕鍛冶」を起源とし
カトラリーなど金属加工で知られる“ものづくりのまち”。
安い輸入品に対抗し、自社製品の価値を高めるためにも、
身近なアイデアやひらめきをどうかたちにするか。
そんな気概に満ちた町工場がひしめいているので
いわゆる企業城下町とは全然雰囲気が違う。
佐藤さんはほかのまちの人からそう聞いてなるほどと思ったそうです。
曙産業も、商品の企画から金型設計、成形まで
自社で一貫製造しているプラスチックメーカー。
大ヒット商品の“ごはんがくっつかない”マジックしゃもじも、
現会長が長野冬季五輪でカーリングを観戦し、
氷上に傷をつけることで自在にストーンをあやつる様子を見て、
ダブルエンボス加工を思いついたとか。
「アメリカンドリームになぞらえて“燕ドリーム”と呼ぶ人もいますし、
もともと独創性を非常に重んじる風土なのかもしれませんね」
問題の“磨き”も他社で実力をつけた若手が戻ってきてクリア。
こんな燕市ならではの人のつながりにも助けられ、
組み立て方法やデザインも含め1年あまり試行錯誤を続けた結果
プラスチックの機能性×ガラスのような美しさ
「グラスティック」なシャンパングラスが実現したのです。

そういえば燕・三条など新潟県県央エリアは、
スノーピークやユニフレームなど
個性的なアウトドア用品メーカーがあることでも知られています。
こんなのがあったらいいな、という無数のひらめきと
金属加工という地場産業でつながっている人の熱気が、
“燕ドリーム”を支えているんでしょうね。

グランピング風のおもてなしなら食器にもひと工夫。ホーローのお皿など、手持ちのお気に入りを上手に活用して。シックなモノトーンのグラスは泡がキレイに見えて気分も上がりますね。組み立ても台座にグラス本体をしっかり差し込むだけ。乳児や医療部品用の樹脂なので繰り返し使っても安心安全です。

グランピング用の設備が整ったキャンプ場はいま大人気。でも遠くまで行かなくてもグランピングやアウトドアごはんが楽しめるスペースも増えています。きょうの撮影もJR川崎駅から徒歩5分で行けるビルの屋上。しつらえに凝ったテントやBBQコンロなども揃っていてグランピング気分に浸れます。

●きょうのMIOグラス

曙産業 グラスティック スタック(6客セット) 2000円

住所:新潟県燕市南1-2-11

電話:電話:0256-63-5071(代)

http://www.akebono-sa.co.jp

●きょうのロケーション

ロックヒルズガーデン

住所:神奈川県川崎市幸区中幸町3-8-1

電話:044-589-4333

http://upbbq.com

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「MIO Table」を彩る料理たちをご紹介!

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新潟の秋の味覚を大空の下で!

きょうの「MIO Table」は燕市生まれのグラスに合わせ
新潟県らしいローカル食材を選びます。
アウトドアごはんにぴったりな秋の味覚といえば
キノコ、それも新潟なら舞茸でしょう。
いまでは手ごろな価格で1年中買えるキノコですが
それは1970年代に人工栽培に成功したから。
世界的に見ても日本人は無類のキノコ好きで
日本ほど食用キノコの栽培が盛んな国はないといえるほど。
冬になると雪に埋もれてしまう土地柄なだけに
天候に左右されずに栽培・収穫できるのは
きっとなによりもありがたいことのはずです。

その雪を生かした新潟ならではの調味料が
妙高界隈で栽培される唐辛子を使った〈かんずり〉。
こちらは収穫した唐辛子を塩漬けにして
それを雪にさらすことでアクを抜くそうです。
さらに糀、柚子、塩を加え3年間熟成・発酵させてようやく完成。
このかんずりを今回はBBQチキンの下味に使いましたが、
レシピを考えた吉田美生(みお)さんも驚くおいしさに。
やはり時間と手間をかけた“発酵もの”はあなどれない。
「料理の名脇役」としてもっと活用したいローカル調味料です。

舞茸と秋野菜のアヒージョ

アヒージョはスペインバルのタパスでもおなじみ。
マッシュルームや海老をオリーブオイルとニンニクで煮て
熱々を小皿ごと出していただく手軽なおつまみですが、
きょうは豪快なダッチオーブンバージョンにアレンジ。
いま食べ頃のカボチャやさつまいもも入れて
ボリュームたっぷりのアヒージョになりました。
大きな鍋で作るポイントは塩と切り方。
前もって切った材料に軽く塩をしてオリーブオイルで和えておくと、
野菜に塩味がついてよりおいしくいただけます。
またカボチャとさつまいもはやや薄めにスライス。
火が通りやすいように鍋の底のほうに入れて、
オリーブオイルに浸るようにしてくださいね。

ニンニクみじん切りを空き瓶にオリーブオイルと一緒に合わせておくとアウトドア用に便利。キッチンに常備しておけば料理の風味つけにも重宝する。また野菜は家で切っておけばゴミが減るし現地でも余裕ができる。下ごしらえは家で終わらせておくのが快適なアウトドアごはんのコツ。

かんずりBBQチキンウィング

下味をしっかりつけたいチキンウィングは
漬け込むときにジップロックなどで密封するのがポイント。
この状態のまま冷凍しておけば
遠方のキャンプ場に行く場合も安心です。
また、かんずりは鍋の薬味など和風なイメージがあるけれど、
漬けだれのベースに使うとコクのあるおいしいピリ辛味に。
特にパプリカパウダーとはベストマッチ。
パプリカは唐辛子の栽培品種なのできっとものすごく相性がいいのかも。
冷蔵庫にかんずりを眠らせている人はぜひ試してみて。

秋鮭と緑豆のポテトサラダ

じゃがいもをつぶさずに鮭と緑の豆類を合わせ
白バルサミコとオリーブオイル、塩だけで味つけした、
ちょっと大人っぽくシンプルなポテトサラダ。
塩鮭を使えばもっと簡単ですが
いまの時期だと生鮭が手に入るので好みの塩加減にして、
秋ならではの味わいを楽しみましょう。
爽やかな青リンゴ風味のスパークリング清酒
〈澪 DRY〉ともよく合うので一緒にどうぞ。

●きょうのローカル食材

かんずり

住所:新潟県妙高市西条438-1

電話:0255-72-3813

http://kanzuri.com

●きょうの料理レシピ

舞茸と秋野菜のアヒージョ

舞茸、しめじ、エリンギ、さつまいも、カボチャ、ベーコンを食べやすく切る。

厚手の鍋にニンニクみじん切り、アンチョビペースト、オリーブオイルを入れる。

軽く塩をした1を2に入れて火にかける。

オリーブオイルがふつふつとしてきたら蓋をして弱火で蒸し煮する。

半分程度、材料に火が入ったら蓋をとる。

バゲットを添える。

BBQ チキンウィング

かんずりにケチャップ、ウスターソース、パプリカパウダーを加える。

1を泡立て器でしっかり混ぜる。

手羽中(ハーフカット)に2をよくもみこみ、ひと晩以上漬け込む。

3を炭火で網焼きにする。

秋鮭と緑豆のポテトサラダ

じゃがいも、インゲン、スナップエンドウ、枝豆をゆでる。

玉ねぎをみじん切りにして水にさらす。

鮭の表面に塩をして焼き、焼き上がったら皮を除いてひと口大に切る。

じゃがいもの皮をむき、適当な大きさにカットする。

ほかの野菜も食べやすい大きさに切り、枝豆はさやをはずす。

ボウルに白バルサミコ、EXオリーブオイル、塩を入れてよく混ぜる。

水気を切った玉ねぎ、その他の野菜、鮭を入れて合わせる。

お好みでちぎったディルを加える。

きょうのMIO メモ

2015年の夏、スパークリング清酒〈澪 DRY〉が新たに発売されました。
お米と米麹由来のほのかな甘みと酸味を生かし
アルコール度数が5%と低めなのも〈澪〉と同じですが
こちらは爽やかでキレのあるすっきりしたタイプ。
“青”の〈澪〉がマスカットなら、“黒”の〈澪 DRY〉は青りんごのイメージ。
男性陣も加わるアウトドアごはんの機会に、さっそく試してみては。
自分の好みや気分に合わせて選べるのはうれしいですね。

○問合せ先/宝酒造株式会社 お客様相談室 075-241-5111(平日9:00~17:00)

http://shirakabegura-mio.jp/

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