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連載

〈Japonica Lodge
(ジャポニカロッジ)〉
テントと寝袋にお試しで泊まれる!
キャンプ場のようなゲストハウス

NIPPON 47 Beer Spots&Scene!
全国、心地いいビールスポット
vol.011

posted:2016.5.29  from:東京都台東区  genre:食・グルメ

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〈 この連載・企画は… 〉  その土地ならではの風土や気質、食文化など、地域の魅力を生かし
地元の人たちと一緒につくった特別なビール〈47都道府県の一番搾り〉。
コロカルでは、そのビールをおいしく飲める47都道府県のスポットをリサーチしました。
ビールを片手に、しあわせな時間! さあ、ビールのある旅はいかがですか?

writer profile

Tomohiro Okusa

大草朋宏

おおくさ・ともひろ●エディター/ライター。東京生まれ、千葉育ち。自転車ですぐ東京都内に入れる立地に育ったため、青春時代の千葉で培われたものといえば、落花生への愛情でもなく、パワーライスクルーからの影響でもなく、都内への強く激しいコンプレックスのみ。いまだにそれがすべての原動力。

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撮影:松木宏祐

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Supported by KIRIN

47都道府県、各地のビールスポットを訪ねます。
東京でコロカルが向かったのは、観光客でごったがえす浅草。

日本のアウトドアメーカーのみを揃えたショールーム

最近では海外から日本を訪れる人、いわゆるインバウンド観光は、
地方部にも広まっています。
それでも観光客の多くは、まずは東京がベース。そのなかでも浅草は、
和のテイストを感じられるとあって外国人観光客に昔から人気のエリアです。
その浅草に新しいスタイルの宿が昨年誕生しました。
店内には寝袋やテント、アウトドアチェアが並んでいます。
ココは、……キャンプ場?
屋内なのにアウトドアフィールドさながらの光景が
浅草の隅田川沿いに広がっていました。

この〈Japonica Lodge〉を手がけているのは、赤穂雄磨さん。
観光業を目指して〈観光創造ラボ〉という会社を立ち上げました。

「当初は、ゲストハウスに旅行代理店の機能を付帯させれば
手っ取り早いと思っていたんですが、
ゲストハウスをそれなりの規模でやろうと思うと、大きな資本が必要になってきます。
それに物件数も少ないし、東京は改装などの条件も厳しいんです」

そこで赤穂さんは、自身が登山などをたしなんでいたこともあり、
自然やアウトドアを好きな人を集めるための仕組みを考えました。
答えは単純明快、登山用品を扱うこと。
しかも、日本のアウトドアメーカーのみを集めました。

そのあり方はユニークなもの。なんと屋内なのに、
テントや寝袋に宿泊できるというスタイルなのです。
ただ泊まるということでなく、テントや寝袋を
実際に試すことができるというコンセプト。
つまり、すべてに値札がついていて、販売しているのです。

「登山用品は安くないので、購入するにあたって二の足を踏む方が多いのは事実です。
ショールームなどで、サイズの確認としてのお試しはできたりしますが、
寝心地などの使用感は、やはり実際に寝てみないとわからないと思います」

ぎっしりとテントが設置されています。

新作のテントも取り揃えています。

店頭でちょっと試すだけでなく、実際に1泊寝てみれば、
また違う感想を持つかもしれません。
実際に使用したお客さんの感想は、各メーカーにフィードバックされているそうです。

「中小企業のメーカーさんのお手伝いをしたいという思いもあります。
例えば、これから海外に打って出たいというメーカーさんにとっては、
海外のお客様からのレビューなどは特に参考になると思います」

2段ベッドならぬ、2段テント!

実際に寝てみました。寝袋とマットだけという山小屋スタイルの宿泊もあります。

浅草という土地柄、そしてゲストハウスという特性上、
海外からのお客さんも多く、彼らが日本のメーカーのアウトドアギアを使ってくれます。
日本のアウトドアギアは、多湿な気候に合わせてつくられていますし、
欧米の人にはサイズが小さいかもしれません。
そういった意見も、メーカーにとっては貴重な声。

「アウトドア初心者の意見は、ある種、独特の意見になりますから、
それはそれでメーカーさんにとっておもしろい意見になります。
逆に、すでに旧モデルを使っている上級者で、
その新作を試しに来たという人も、もちろん歓迎です。
より使用感に即した突っ込んだ意見になりますからね」

宿泊して使用してみて気に入ったら、購入してもいい。
その場合は、商品代金から宿泊代が差し引かれるのでご安心を。
宿泊代の負担はありません。

テントサイトの手前にはショールーム。

いまにもたき火が始まりそう。BBQグリルも売っています。

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日本の山登りの楽しさを伝えたい

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日本の山登りの楽しさを伝えたい

「日本は、国土の7割が森林地帯に山の国。
でも、まだ海外の人はそれほど自然エリアに足を向けていないし、
その魅力がきちんと伝わっていないと思ったんです」という赤穂さん。
電化製品やサブカルチャーという都市の文化もいいけど、
地方や国立公園、登山エリアも楽しんでほしいという思いです」

色とりどりの寝袋ラインナップ。

宿としてのガイド機能も充実。特に国立公園はお任せあれ。

赤穂さんが、日本の山のすばらしさを教えてくれました。

「日本はもともと宗教登山から始まっていますので、頂上まで道が延びています。
こんなに登れる山が多い国は、日本以外ないと思います。
海外は、頂上に行く目的ではないことが多いんです。
だから海外はコースの名前が有名ですが、
日本はピーク(頂上)の名前が有名ですよね」

なるほど、山は登るものだと思っていました。
たしかに海外には名のある「~トレイル」というものがたくさんありますが、
日本にはそう多くはないかもしれません。
ただ日本には、その姿がすばらし過ぎる山があります。
世界中の誰しもが、どうしてもそこに惹き寄せられてしまいます。

「とりあえずみんな富士山なんですよね。
でも、富士山の天候が悪いときなどは、ほかの山もご案内しています。
ロンリープラネットの『Hiking in Japan』というガイドブックがあるんですが、
それを書いた人が少し攻めた人でして、攻めたコースが載っているんですね(笑)。
だからそれを説明して、装備を多少しっかりめにしたほうがいい
というようなアドバイスもしています」

〈Japonica Lodge〉の赤穂雄磨さん。もちろん山が好き。

実際にチェックインするときは、まずはテントを選び、寝袋を選びます。
宿泊料金のみなので、暦によって料金が変動することはありますが、
テントと寝袋込みの料金。基本的には早いもの勝ちなので、
もしお目当てのテントや寝袋がある場合は、予約も可能だそう。

テントはぎっしりと詰まっていますが、もちろんテント内はプライベート空間なので、
それほど他人は気になりません。通常のドミトリーよりもリラックスできます。
アウトドア上級者は細かいところをあれこれチェックするもよし、
初心者は思い切って寝てしまう!
でもそうしてリラックスできていることが、
いいテントと寝袋であることの証明ですよね。

宿泊者用ラウンジスペース。

チェックイン後、宿泊客用のラウンジエリアでくつろぐこともできます。
ここにも芝生のマットが敷いてあって、
アウトドアチェアとテーブルもあり、キャンプ気分!

浅草にはたくさんの飲食店がありますが、ラウンジで作戦を練りつつ、
テイクアウトした食事とビールで、英気を養うというのもいいですね。
パンフレットや書籍などもたくさん置いてあるので、
山に関する情報を得ることもできます。
すぐ目の前の隅田川で、ビール片手にのんびり屋形船を眺めているのも心地いいですよ。

お弁当やおつまみを買ってきて、ビール片手に登山関係の本でもチェックしましょう。

もちろん外国人だけでなく、日本人も宿泊可能です。
東京観光に、そして東京をベースにした関東の山行に。
旅立ちの宿、もしくは帰り着く宿として、いかがでしょうか。

今回飲んだのは、
地元の人と一緒につくった
〈キリン一番搾り 東京づくり〉

世界的な大都会・東京の伝統が感じられる浅草から、さらに新しい東京へ、そして全国へ。一歩を踏み出す気分になれそうな、軽やかな〈キリン一番搾り 東京づくり〉。

キリン一番搾り 東京づくりってどんなビール? →

※一番搾り 東京づくりは、東京の誇りを込めてつくった、東京だけの味わいです。

問合せ/キリンビール お客様相談室 TEL 0120-111-560(9:00~17:00土日祝除く)
ストップ!未成年者飲酒・飲酒運転。

information

map

Japonica Lodge 

住所:東京都台東区花川戸1-3-3

TEL:03-6802-7495

宿泊料金:1名2500円〜

http://www.japonica-lodge.com/base-camp/