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「ひょうたん島周遊船」
水のまち徳島をぐるり♪
30分で周遊

おでかけコロカル|徳島編

posted:2014.3.31   from:徳島県徳島市  genre:旅行

〈 おでかけコロカルとは… 〉  一人旅や家族旅行のプラン立てに。ローカルネタ満載の観光ガイドブックとして。
エリアごとに、おすすめのおでかけ情報をまとめました。ぜひ、あれこれお役立てください。

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Shikoku tairiku

ウエブマガジン四国大陸

「ウエブマガジン四国大陸」は、食、暮らし、自然、風景、仕事、歴史など、四国の密やかな魅力を発信中。四国に住む、デザイナー。編集者、イラストレーターなど、20~40代の他業種のメンバーで運営している。
http://459magazine.jp/

街の中心に眉山が位置し、
大小138もの河川が流れる徳島市は緑と水の都です。
この景色を一度に味わえるこのまちならではの乗り物が船。
「ひょうたん島周遊船」に乗って30分の水上旅へでかけましょう。

25本の橋の下をくぐって進みます。普段は見られないこんな光景も見られます。

と、その前に「ひょうたん島」とはどこでしょう。
実は正式にはそんな地名は存在していません。
「ひょうたん島」とは徳島市中心部に位置する
新町川と助任川に囲まれた周囲6キロの中州のこと。
上空からみるとひょうたんのような形をしていることから名づけられました。

NPO法人「新町川を守る会」代表の中村英雄さん。「毎日川、川、川ばっかりじゃ」と笑います。

ひょうたん島周遊船はNPO法人「新町川を守る会」が運営し、
無料(保険料別途)で毎日運航されています。
水を切り、風を受けて進んでいく船上の時間を
さらに楽しくしてくれるのは船長・中村英雄さんの話。
橋や周辺の建物に関する歴史の話から
水辺の景観の話まで前をまっすぐ見据えながら話してくれます。

中村さんは75歳を迎えた今も毎日船を運転しています。
いくつまで運転したいですか?と尋ねると
「100までいかんとなあ。徳島行ったら100歳の人が船運転しよるぞって」
と軽快な答えが返ってきました。

えさをもらいにやってくる渡り鳥。冬には鳥が、初夏には赤エイが。自然のサイクルとの調和も楽しめます。

周遊船の上から手を振るとまちの人が
振り返してくることも魅力のひとつ。
まちのサイズ感、歴史、自然のすべてが感じられる
30分の水上旅をお楽しみください。

information

map

ひょうたん島周遊船

住所 徳島県徳島市南内町2-4 新町川水際公園ボートハウス前
電話 088-621-5232(徳島市観光課)
090-3783-2084(NPO法人「新町川を守る会」)
乗船料 無料(ただし保険料として高校生以上200円、中学生以下100円必要)
運航時間 11:00〜15:40(40分ごとに出航)
※運航時刻は天候や季節によって変動あり
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/kankoushisetsu/hyoutanjima.html

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