colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

漁師直送! 牡蠣メンバーシップ
〈カキの環〉が
宮城県石巻市で始動。
あなたはどの漁師さんを選ぶ?!

コロカルニュース

posted:2017.7.3   from:宮城県石巻市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

栄養豊富なリアス式海岸で育まれた、
豊満な身で乳白色の、宮城の牡蠣。
宮城県石巻市は、宮城のかきの約6割を生産している牡蠣どころ。

先日、現役漁師さんがモーニングコールをしてくれるサービス〈FISHERMAN CALL〉
出現したこの石巻から、このたび新たなプロジェクトが始動。
専任漁師を選べる牡蠣メンバーシップ制度〈カキの環(わ)〉が登場しました。

石巻の漁師さんたち

〈カキの環〉の特徴は「専任漁師制」ということ。
単なる産地直送ではなく、漁師の顔が見える、生産者と消費者を繋ぎあわせるプロジェクトです。

まさ(43歳)、とっち(45歳)、ゆうちゃん(47歳)ら、頼もしい漁師さんたちが収穫した
一キロのむき牡蠣がお家に届きます。
お値段は11,800円(税込)から。
牡蠣の美味しいシーズンである、来年2月に収穫したむき牡蠣を担当漁師から直送します。

本プロジェクトの主催は、ピースボート災害ボランティアセンターが運営する
東北での災害支援拠点〈一般社団法人ピースボートセンターいしのまき〉。

2011年3月の東日本大震災から6年が経過し、魚介類の水揚げ量は
震災前の8割以上回復していると言われていますが、
いまも漁業者たちは産業の衰退、
人口減少など深刻化している地域課題を抱えています。
このプロジェクトによって、交流人口を増やすこと、一次産業の活性化を
願っているのだそう。

次のページ
体験プログラムも!

Page 2

2017年8月13日(日)には、石巻にて、支援者であるカキの環メンバーの
特典である〈漁師体験プログラム〉が開催されます。
牡蠣が成長する漁場の見学や漁師さんの作業のお手伝いのほか、お昼ご飯に
浜のお母さんと一緒に作る海鮮バーベキューを頂きます。
(※現地集合・現地開催。参加費:6,000円(税込))。
詳細はクラウドファンディング Makuakeにて。

information

牡蠣メンバーシップ「カキの環(わ)」

Web:クラウドファンディング Makuake

問い合わせ:一般社団法人ピースボートセンターいしのまき

担当者:今野恵理子

TEL:0225-25-5602

email:eriko@pbi.or.jp

Feature  特集記事&おすすめ記事