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〈八戸ブイヤベース
フェスタ2017〉で
八戸の地魚の美味しさに
出会ってみよう

コロカルニュース

posted:2017.2.18   from:青森県八戸市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yuki Hashimoto

橋本ゆうき

はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。

そもそも〈八戸ブイヤベース〉とは?

八戸の魚介の豊富さ、美味しさ、面白さ、素晴らしさ……。
そのすべてを、“八戸ブイヤベース”というスープ料理を
通して体感してほしい!
そんな想いから生まれたイベント〈八戸ブイヤベースフェスタ2017〉が、
2017年2月1日(水)から3月31日(金)まで、開催中です。

主催するのは世界一、地魚を愛する街・八戸の
実現を目指す団体〈八戸ハマリレーションプロジェクト〉。

八戸ブイヤベースを通し、八戸の魚介の本質的な価値や、
地域の食文化の豊かさにふれてもらえればと、
2012年より同イベントを実施しています。

6回目となる今回は、八戸市内と
八戸市外(三沢、久慈)2店のレストランを加えた、合計17店舗が参加。
フェスタ期間中、旬の八戸の魚介をふんだんに使った
各店オリジナルの八戸ブイヤベースを提供しています。

八戸で最初にブイヤベースを提供した〈八戸グランドホテル〉は伝統を守る一皿。

そもそもブイヤベースとは、
フランス・マルセイユ発祥の、魚介類をたっぷり使ったスープ料理。
本場マルセイユでは、ブイヤベース憲章なるものも存在し、
厳格に定められたルールのもとで、提供されているといいます。

ルールは、「八戸産の魚介類をふんだんに使用」&
「八戸流は二度おいしい!」

そして八戸ブイヤベースにも、その名を名乗るためのルールが! 
1つ目は「八戸産の魚介類をふんだんに使用」していること。
地元・八戸港で水揚げされた魚介類を、最低4種類以上使い、
野菜やハーブ類にも、できるだけ地元のものを用いることが第一条件です。

そしてルール2つ目は、「八戸流は二度おいしい」という合言葉のもと、
具材も、スープも、両方楽しめる料理に仕上げること!
スープそのものを活かした各店独自の締めの一皿を用意することで、
一皿で二度おいしい、八戸流のブイヤベースとなります。

ブイヤベースとひとくちに言っても、
各店のシェフそれぞれが趣向を凝らしており、見た目も味も個性豊か。

〈リストランテ澤内〉はリゾットやパスタも合わせたコース全体で八戸魚介を堪能できる。

「グランドサンピア八戸」はしじみや昆布のだしも加えた、日本人好みのスープに。

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多様な八戸ブイヤベース

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〈ビストロ ポ・デタン〉の味の決め手は平ガニのコクと旨み、風味豊かなエビ油。

〈ビストロSukegawa〉は毎年好評のパイ包み。蓋を開ければ八戸の海の香りが溢れ出す!

過去5年のフェスタを経て、
ますます磨きがかかっているという、多様な八戸ブイヤベースの面々に、
見ているだけで、おなかがすいてきた方も多いのでは?

17店舗それぞれのくわしい紹介は、
〈八戸ブイヤベースフェスタ2017〉公式サイトにて。
どのブイヤベースを食べようか、ワクワク考えてみるのもおすすめです。

「やっぱり八戸の魚だよね!」
「八戸に生まれて、八戸に住んで、しあわせ!」
そんな声や機運が高まり、
地域の中での八戸への愛着や誇りを育てていくことが
最終的な目標だという〈八戸ブイヤベースフェスタ〉。

まずは実際に味わって、八戸の地魚の魅力を発見してみてください。

information

八戸ブイヤベースフェスタ

開催期間:2017年2月1日(水)〜3月31日(金)

開催場所:八戸市内・市外飲食店 17店舗

主催:八戸ハマリレーションプロジェクト(HHRP)

後援:フランス大使館、八戸市、公益社団法人八戸観光コンベンション協会、八戸商工会議所

Web:公式サイト

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