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クリエイティブツーリズムって?
〈ホテルエメラルドアイル石垣島〉
に見るクリエイティブ発信

コロカルニュース
vol.2022|Page 1

posted:2017.3.8  from:沖縄県石垣市  genre:旅行

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kentaro Takaoka
髙岡謙太郎

たかおか・けんたろう●千葉県出身。オンラインや雑誌で音楽、カルチャー関連の記事を執筆。共著に『Designing Tumblr』『ダブステップ・ディスクガイド』『ベース・ミュージック ディスクガイド』など。インターネットがけっこう好き。

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写真提供:ホテルエメラルドアイル石垣島、石垣島クリエイティブフラッグ

石垣島がめざすクリエイティブツーリズムとは?

「クリエイティブツーリズム」という言葉をご存知ですか? 
アート資源やクリエイターによる活動などに着目し、
訪れた人に土地の新たな魅力を体験してもらおうという動きが各地で活発化しています。
2017年1月14日に石垣市で開催された文化観光シンポジウム
『島の文化と魅力の創出』でも、そんなクリエイティブツーリズムについての
論議が交わされました。

クリエイティブシティー(創造都市)のコンセプトを日本に初めて持ち込んだ、
文化庁文化芸術創造都市室長の佐々木雅幸さんは、
「近年は製造業で雇用が生まれる時代ではないので、
小さいけれどクリエイティブな仕事を増やしていくことが大事です。
そして新しいクリエイティブは決して中心の都市だけから生まれるわけではありません」
と話します。

さらに世界的な建築家で、この島の新しい市役所を設計する
隈研吾さんは、地方都市の魅力についてこう話をつなげます。
「中心でなく周縁。大都市に毒されない場所が世界的におもしろい。
イギリスのスコットランドでは先住人のケルトの文化とつながっていて、
ロンドンとは違った文化が盛り上がっています。20世紀は都市中心だったが、
いまは地方がおもしろくなるという競争が始まっています」

佐々木さんによると、アメリカのサンタフェで、
クリエイティブシティーの新しい取り組みとして、
世界に先駆けてクリエイティブツーリズムが提唱されたそう。

「クリエイティブツーリズムは、地域の歴史・文化・芸術への理解を深め、
体験することで地元との一体感を持つことを重視する観光のあり方。
それによって地方都市にも大きなアートマーケットが生まれました。
アーティスト、クリエイター、ツーリストをつなぐものが必要になってきます」

また、文化政策分野の中間支援を各地で行う
一般社団法人クリエイティブクラスター代表の岡田智博さんは、
「クリエイターを集めて、どのように情報発信するのかが重要。
石垣市は、積極的にクリエイターの橋渡しを行って、
いままで島になかったデザインなどの新しいタイプの仕事をつくろうと進めています」
と話しました。

いまから2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、
クリエイティブツーリズムの地盤づくりを、行政や民間含めて前進させていることが、
今回のシンポジウムのディスカッションでわかりました。

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