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金沢では〈ごミュ印帖〉。
小さな美術館限定の
カワイイ御朱印帖が誕生!

コロカルニュース

posted:2017.2.1   from:石川県金沢市  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yuki Hashimoto

橋本ゆうき

はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。

御朱印帖ならぬ〈ごミュ印帖〉が誕生!

神社やお寺を参拝した際にいただける“御朱印”。
近年、パワースポットとして寺社仏閣をめぐる女性や若者が増えており、
ついつい集めたくなるような、キュートなデザインの御朱印帖も増えてきました。

そんななか金沢市で、御朱印帖ならぬ〈ごミュ印帖〉が誕生!
“こころのパワースポット”ともいえる、
さまざまなジャンルの個性的な小さな美術館をめぐり、
心を豊かにしてくれる文化にふれたしるしとして、
各施設のオリジナルスタンプを集めることができます。

各文化施設のスタンプのデザインも楽しみ。押した姿もかわいい!

プロジェクトに関わっているのは、
金沢と東京を拠点に活動するクリエイター、
Hotchkiss(ホッチキス)と、「乙女の金沢」プロデューサーの岩本歩弓さん。

江戸時代からの古い道や、歴史的な建造物などが残り、
まち全体が「美術館」のような金沢を、道草するように歩いてほしい。
単なるスタンプラリーではなく、金沢の文化をめぐった思い出を残し、
また金沢に行きたくなるようなきっかけを作りたい。
そんな想いで、この〈ごミュ印帖〉を企画・制作したそうです。

〈ごミュ印帖〉のカバーデザインには、
金沢在住の加賀友禅作家・吉本大輔氏の図案が採用されています。

今回のプロジェクトに際し中村記念美術館では新たにオリジナルのスタンプも

スタンプを集められる小さな美術館は、全部で17。
伝統工芸や芸能、音楽、美術、文学など、
さまざまなジャンルの美術館があり、それぞれ見どころも豊富です。

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小さな美術館めぐりの魅力を紹介するリーフレットも

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金沢で“文化の道草”を

また、今回の〈ごミュ印帖〉販売に合わせて、
小さな美術館めぐりの魅力を紹介するリーフレットも、
金沢駅や市内の文化施設、宿泊施設、観光スポット各所で配布されています。

「お庭をながめて深呼吸」「名物館長を探せ」
「読書空間で文化浴のすすめ」などなど、さまざまな切り口・視点で、
金沢の小さな美術館の楽しみ方が紹介されていますよ!

〈ごミュ印帖〉は限定200冊、1冊1,620円(税込)で、
文化施設のミュージアムショップ(12ヶ所)にて販売中。
ぜひ、金沢で“文化の道草”を楽しんでみてください。

information

ごミュ印帖

販売場所:金沢蓄音器館・泉鏡花記念館・金沢文芸館・徳田秋聲記念館・

安江金箔工芸館・金沢湯涌夢二館・中村記念美術館・金沢ふるさと偉人館・

鈴木大拙館・金沢能楽美術館・室生犀星記念館・前田土佐守家資料館

発行・問合せ:文化施設活性化推進委員会(金沢市文化施設課 076-220-2085)

企画・制作・冊子編集:(株)Hotchkiss、岩本歩弓

Web:金沢市

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