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〈イクケン香川〉プロジェクト。
要潤副知事がうどんをすすれば
赤ちゃんが泣き止む!?

コロカルニュース

posted:2016.9.21   from:香川県  genre:暮らしと移住 / 活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

“日本一子どもを育てやすい県”のスローガンのもと、
〈子育て県かがわ〉を提唱する香川県。
温暖で災害が少ないこと、面積が日本一小さい県で、
コンパクトな中に都市の利便性と自然が調和していること、などの理由により
子育てに最適な環境ということをアピールする
〈イクケン香川〉プロジェクトを昨年より行っています。

そんな香川県が、
“うどん県”副知事の要潤さんが出演する、独自すぎるPR動画を公開!
なんと要潤さんが赤ちゃんのいる家庭を訪れ、
泣く赤ちゃんの前でうどんをすすって、
その音で泣き止ませようとする…というもの。

なぜうどんの音で赤ちゃんを泣き止ませようとするのかというと、
「赤ちゃんが胎内で聞いていた母親の腸や心臓の音と、
うどんのすする音が似ている」という観点から。
そんなうどんの隠された力を実証するべく、
うどんをすする音で本当に赤ちゃんが泣きやむかを検証します。

颯爽と向かう副知事

成功!

そしてその結果は、10人の赤ちゃんのうち、9人が泣きやむという大成功!
うどんの力が実証されたというわけです。

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日本一小さい県は、日本一子どもに目が届く県

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香川県は面積が日本一小さい県で、また人口密度は全国11位。
居住環境、子育て、芸術文化、食べ物、医療・福祉の充実、交通が便利などの
アドバンテージにより、“日本一子どもに目が届く”というアピールをしています。
また多子世帯への支援や、妊娠や出産、育児に関する悩みや不安などの相談、
〈地域子育て支援拠点〉の設置など、様々な取り組みを行っているのだとか。

ほか、香川の取り組み〈イクケン香川〉に関する情報は公式サイトにて。
こちらのページでは、名店別のうどんをすするサウンドを聞くことができます。

information

イクケン香川

Web:公式サイト

■うどん実験

実施日:2016年7月6日及び7日

対象者:生後3カ月~12カ月の赤ちゃん10人

場所:関東近郊エリア

うどん:讃岐うどん(ぶっかけ/冷や)

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