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見る洋館から使う洋館へ。
神戸・塩屋の美しく楽しい場所
〈旧グッゲンハイム邸〉

特集・CLASS KOBE × コロカルニュース
vol.1615

posted:2016.3.31  from:兵庫県神戸市  genre:活性化と創生 / アート・デザイン・建築

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〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。Twitter

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Supported by 神戸市

神戸・垂水区のJR塩屋駅近く。海と山が近く、潮の香りが漂う塩屋に、
〈旧グッゲンハイム邸〉があります。
ここは、1909年にドイツ系の貿易商が建てた、
コロニアル様式の大きな洋館。

海を前にした開放的な立地に、広い庭の灯籠や松の木による
エキゾチックな趣きが特別な雰囲気を醸し出しています。
いまは多目的スペースとして活用されていて、
コンサートや展覧会、ワークショップ、講演、教室などの
文化的行事のほか、結婚披露宴や同窓会などの会場になることもあるんです。

美しいコロニアル様式。

2階から海を望む。

塩屋は、海の向こうに淡路島を望む、温暖で風光明媚な土地。
かつて貿易商の別荘地として愛され、瀟洒な異人館がいくつも建てられました。
その歴史と魅力は、コロカルの連載『グレアムさんの神戸日記』
ご紹介してますので是非ご覧ください!

いまも魅力的な姿を残す塩屋の洋館たちですが、
〈旧ジョネス邸〉など、すばらしい建物も
時代の流れには逆らえずさまざまな理由から
取り壊されてしまう洋館も数多くありました。
〈旧グッゲンハイム邸〉も長年空き家になっており、
保存が心配されていた建物でした。

そこで、現在〈旧グッゲンハイム邸〉の管理人を務める、
音楽家の森本アリさんの家族が心配し、オーナーに手紙を書き、
オーナーの深い理解を得て家族で〈旧グッゲンハイム邸〉を取得。
修繕を行い、その美しい姿の保存を成し遂げ、
いまでは地元の人たちで賑わう多目的スペースになっています。

たくさんの音楽イベント

森本さんが音楽家なだけあって、〈旧グッゲンハイム邸〉では、
音楽やアートの催しもたくさん行われます。
その特別な雰囲気に惹かれ、是非グッゲンハイム邸でライブをしたい! 
と依頼するアーティストが国内外からやってくるのだとか。

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旧グッゲンハイム邸のイベント情報

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左:鈴木昭男 右:向井山朋子(Photo:Daisuke Yokota)

もうすぐ〈旧グッゲンハイム邸〉で開催されるイベントの中でも注目は、
2016年4月3日(日)に行われる
アムステルダム在住の現代音楽・現代美術寄りの演奏家、
向井山朋子さんの神戸デヴュー公演『ひとりカント 神戸』や、
2016年4月4日(月)に行われる、
京都の丹後在住の世界的サウンドアーティスト、鈴木昭男さんと
フリージャズ/即興音楽のシーンにおいて活動を続けている、
現代を代表するサックス奏者のEvan Parkerのふたりによる
Evan Parker, 鈴木昭男 Duo』。

JON(犬)

さらに2016年4月10日(日)の昼には、
旧グッゲンハイム邸に明治39年からある
足踏みオルガンを弾き語るJON(犬)の演奏
春のオルガン~海辺の洋館の愉快なコンサート〜』。
夜はアルゼンチンよりの万華鏡のような演奏を繰り広げる
ギタリスト、フェルナンド・カブサッキの
フェルナンド・カブサッキ 2016 Kobe』。
共演には、森本アリさんも。

などなど、文化的に豊かな催しがたくさんの
〈旧グッゲンハイム邸〉。
公式Webサイトのスケジュールにて、
最新のラインナップが紹介されていますので是非チェックを。

〈旧グッゲンハイム邸〉は建物保存のため、
普段は見学を受け付けていません。
こうしたイベント時のほか、毎月第3木曜日12:00~17:00に
無料見学会を開催していますので、ぜひご利用ください!

information

map

旧グッゲンハイム邸

住所:〒655-0872 兵庫県神戸市垂水区塩屋町3-5-17

TEL:078-220-3924

Web:公式サイト

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