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日本の伝統建築を美しく昇華!
国産無垢材でローコスト
〈工学院大学 八王子キャンパス〉
弓道場とボクシング場

特集・木のある暮らし × コロカルニュース
vol.1478|Page 1

posted:2016.1.13  from:東京都八王子市  genre:活性化と創生 / アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  「木のある暮らし Life with Wood」からのニュースです。
日本の木材を活用した新しい商品、ユニークな商品、ヘルシーな商品の情報や、
木に触れる、木の良さを知るイベントやプロジェクトのことなどをキャッチ!

東京都八王子市にある工学院大学八王子キャンパス。
ここに昨年、125周年記念事業として作られた弓道場とボクシング場がいま話題です。
設計は、建築学部 建築デザイン学科の冨永祥子准教授によるもの。
“国産無垢材を使った木造無柱空間をローコストでつくる”
という条件に応え、日本の伝統的木造建築の美しさや
構造特性を現代の技術で再構成しました。
木材は和歌山県産。
日本の伝統建築を現代に美しく昇華したデザインが評価され、
2015年日本建築学会賞(作品)など、
多数の国際的な賞を受賞しています。

ボクシング場(撮影:小川 重雄)

弓道場には細い束・貫による格子フレーム、
ボクシング場には大仏様の三手先を
内部空間に反転した天秤フレームが使われています。
共に斜材を使わない水平垂直の構成と、その膨大な接合部の集積により
外力を吸収する柔軟な構造が特徴です。
同大学の建築学部1年生によるコンクリート平板作りを実施し、
彼らの作品が弓道場の一部として組み込まれているというのもステキ。

弓道場の木を組んでいるところ

弓道場。このように木が組まれています

弓道場全景

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