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今日のおやつ:川口と言ったら「太郎焼」! 全国で呼び名が違う、あんこタップリの定番おやつとは?

コロカルニュース

posted:2015.4.8   from:埼玉県川口市  genre:食・グルメ

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Maruko Kozakai

小堺丸子

こざかい・まるこ●東京都出身。
読みものサイト「デイリーポータルZ」ライター。江戸っ子ぽいとよく言われますが新潟と茨城のハーフです。好きなものは犬と酸っぱいもの全般。それと、地元の人に頼って穴場を聞きながら周る旅が好きで上記サイトでレポートしたりしています。

埼玉県の川口名物といえば「太郎焼」。
川口駅東口を出て正面にある
昭和28年創業の「太郎焼本舗」で買うことができます。
川口市民に長く愛されているというおやつと聞いて、
いったいどんなものかと覗いてみると
お祭りの屋台でお馴染みの大判焼きでした。

駅前すぐの好立地。券売機から購入します。

小倉あんとカスタードクリームの2種類があり、どちらも150円。太郎焼本舗では他にもたい焼きや甘栗、あんこのみの販売もされています。

太郎焼きの特徴は、川口市の市章が入っていること。創業当時の川口市長から市章の使用を認められたそうです。

薄くなめらかに焼かれた皮に、フックラとしたあんこがたっぷり入ってて美味しい! この厚みが嬉しいですね。

全国的には「大判焼き」や「今川焼き」と呼ばれるものですが、
実はこちらの太郎焼のように、店舗名からとったり、
形状・作り方・地名を由来として、その地域ごとの別名がたくさん存在します。
たとえば二重焼き(中国地方)、回転焼き(主に西日本)、
ずぼら焼き(和歌山)、浅草焼(青森)、おやき、太鼓焼き、御座候、あじまん、などなど。
大判焼きを何と呼ぶかでどの辺りの出身か分かるかもしれませんね。
それにしてもこのあんこのズッシリ感。甘いもの好きにはたまりません。
川口に訪れた際はぜひ!

 ・太郎焼本舗

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