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見慣れた景色もこんなに美しい! 東京・多摩川で日常に存在する「美」を捉える、遠藤湖舟展覧会

コロカルニュース

posted:2015.3.20   from:東京都世田谷区  genre:暮らしと移住 / アート・デザイン・建築

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

東京で活動する写真家の遠藤湖舟(こしゅう)さんの展覧会、
『「天空の美、地上の美。」~見つめることで「美」は姿を現す~』が開催されます。
2015年3月25日(水)からは東京・日本橋高島屋、
次いで4月8日(水)から京都高島屋、
5月8日(金)から大阪高島屋など各地を巡回。

すごく幻想的な遠藤さんの作品。まるでコンピュータグラフィックス
のようでもありますが、その撮影場所は実は
自宅の近くの多摩川を始めとした都内近郊。
天体から足元の草花まで、都会の自然が見せる
一瞬の「美」を捉える作家です。

水面の一瞬のゆらぎを捉えた「ゆらぎ」シリーズより。近所の用水路で撮影。紫は花の色、緑は葉、青は空が映っている。

枯れかけの紅葉が水面ではピンク色に。

真っ青な青空

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多摩川の堤防から車のテールランプの光跡と月を重ねた「燈彩月」。
低気圧が通り過ぎたあとの多摩川上空を捉えた「天空の色彩」。
見慣れた景色がこんなに美しいとは。

「天空の色彩」

「燈彩月」

会場では、作品約130点を大型アクリル作品(高さ1.8m/幅2.7m)や
大判プリント作品(高さ1.5m/幅2.2m)、
屏風、掛軸、映像などさまざまな手法で立体的に表現。
写真を見るというよりも、目の前にとどめられた一瞬の自然美を
体全体で感じられる体験になるそうです。

■遠藤湖舟 写真展
『「天空の美、地上の美。」~見つめることで「美」は姿を現す~』
日程:2015年3月25日(水)~4月5日(日) 
会場:日本橋高島屋 8階ホール
入場料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下無料
入場時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)
巡回(予定):京都髙島屋(4月8日 (水)~4月20日(月)) 、
大阪髙島屋(5月8日 (金) ~5月18日(月))、
横浜髙島屋(7月29日 (水)~8月10日(月))
関連リンク:遠藤湖舟写真展 タカシマヤ特設サイト
遠藤湖舟Webサイト

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