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豪華絢爛な七夕飾りは、趣向を凝らした宮城の手仕事。竹と紙の祭典「仙台七夕まつり」

コロカルニュース

posted:2014.8.8   from:宮城県仙台市  genre:暮らしと移住 / ものづくり

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Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

本日まで、宮城県仙台市にて「仙台七夕まつり」が開催されています。
仙台七夕まつりは毎年、通常の七夕の月遅れである8月6日から3日間の開催。
仙台駅前のメインストリートを含む、
中心部の商店街から周辺部商店街が会場となります。
いつもは買い物客で賑わう中央通り、一番町通りなどのアーケード街に、
地元の商店や会社、学校などが趣向を凝らして創りあげた
豪華絢爛な七夕飾りがずらりと並ぶ光景は圧巻です。

仙台七夕の飾りの主な材料は、和紙と竹。
和紙で短冊や折鶴などのモチーフを作り、
これを組み合わせて数メートルもの巨大な吹き流しに仕立てあげます。
吹流し5本1セットで飾るのが仙台流。
どんな飾りになるのかは、お祭りでのお披露目まで
企業秘密で絶対明かされません。
お祭りでは各商店街毎の審査が行われ、すぐれた飾りに
金賞、銀賞、銅賞が贈られます。
この壮大なお祭を見るために、訪れる観光客は毎年200万人あまり。
それでは今年の様子を写真でどうぞ!

こちらは2014年のおおまち商店街における金賞。「㈱白松がモナカ本舗」

2014年、一番町一番街商店街の金賞は笹かまの「㈱鐘崎一番町店」。

2014年、クリスロード商店街の金賞「㈲セザーヌ」 

市内189校の小中学校などの生徒たちによる大作。「手とてとテ」より 撮影:大河内英夫

地元の商店「大正園」による、支倉常長の遣欧使節出帆400年をテーマに作った飾り。真ん中が政宗公、その両脇に常長をイメージしています。「手とてとテ」より 撮影:大河内英夫 

ちなみに、七夕飾りは竹と紙なので雨には弱いのです。雨が降ってきた場合はビニールをかけて保護します。

こちらはアーケードの外、素朴な周辺商店街の七夕もすてきです。

江戸時代、伊達政宗公の時代にルーツを持つ仙台七夕。
いまのように盛大に行われるようになったのは、
昭和2年のこと。いまで言う商店街の有志達が、仙台商人の
心意気とばかりに、華やかな七夕飾りを復活させ、
戦後さらに発展しました。
毎年これだけの規模の飾りを新しくつくるのは本当に手間なこと。
地元の方の心意気と手仕事の見事さにもぜひご注目下さい。

仙台七夕まつり
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・「手とてとテ

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