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下町・荒川とアフリカがアートで繋がる!小沢剛、西尾工作所ら参加「アラカワ・アフリカ5」

コロカルニュース

posted:2014.8.9   from:東京都荒川区  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

東京の下町、東京都荒川区東尾久にある、賑わいあふれる
「おぐぎんざ商店街」にあるギャラリー「OGU MAG」を中心に、
荒川区とアフリカをつなげるアートプロジェクト「アラカワ・アフリカ」。
日本で活躍するアーティストを迎えて、
荒川区の公共施設から土手からまちかどから、
あらゆる場所を舞台にワークショップや展覧会などを行なうプロジェクトです。

2010年から毎年夏に開催されているこのイベントが、
今年は2014年8月20日(水)から8月25日(月)にかけて開催!
会場はギャラリーOGU MAGのほか、「町屋文化センター」や
「尾久宮前小学校」など、地元の施設を大活用。
荒川とアフリカとアートを体験しながら、ゲスト講師陣とともに学び合う
夏のキャンプを開催します!

それにしても、なぜアフリカなんでしょう?
荒川区内には一昔前、アフリカからの働き手がたくさんいたとか、
今でもアフリカで仕事をしている日本人が拠点にしているとか。
アフリカの布と太鼓の品揃えが日本一豊富なお店があるとか、諸説はあるのですが、
荒川区がもっている独特の風土に魅せられて、
アフリカ好きが立ち寄る街になり始めているのだそう。

2013年に開催された「アラカワ・アフリカ4」での音楽ワークショップ。蓮沼執太《キベラ・エクスチェンジ》 撮影:桜木奈央子

今年の参加アーティストは、こちらの方々。

尾崎竜二(映像ディレクター) 
小沢剛(現代美術家) 
日光(ダンサー) 
西尾工作所ナイロビ支部(アートマネジメント) 
ママ(料理講師) 
ミヤザキケンスケ(アーティスト) 
茂木佐和子(「アフリカ屋」店主) 
矢野原佑史(音楽人類学者)

ワークショップは、初心者向けの「アフリカンダンス教室」(23日)や
マリ出身のママさんを講師にお招きし、アフリカの伝統料理を
一緒に作る「アフリカ料理教室」(24日)。
レクチャーは、音楽人類学者の矢野原佑史さんによる、
「カメルーンのヒップホップ・カルチャー」(23日)や、
現代美術家の小沢剛さんがアフリカの印象を語る
「昼休みの荒川の土手でアフリカ人と出会った。」(24日)などを開催します。

また、アーティストのミヤザキケンスケさんと、尾久宮前小学校の
児童たちがサマースクールで制作した「アラカワとケニアを結ぶフラッグ」を
五町会連合盆踊り大会の会場でお披露目したり(23日・24日)、
西尾工作所ナイロビ支部さんたちと、アフリカの生活を描いた映像を
テントの中に入って鑑賞したり(20日〜25日)。
アフリカに想いをはせることで、
荒川区の良さを再発見。区民も区外のみなさまも、子どもから大人まで
「アラカワ×アート×アフリカ」を体験し楽しめるイベントです!

・「アラカワ・アフリカ5 アラカワ・アフリカ キャンプ
ギャラリーOGUMAG
住所:東京都荒川区東尾久4-24-7

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