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青森リンゴの摘果を捨てずに活用!
〈テキカカ シードル〉
青森県弘前市で誕生

コロカルニュース

posted:2017.12.26   from:青森県弘前市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

見た目にも鮮やかなシードルが青森県弘前市で誕生!

りんごを育てる時に、実の収穫量を増やすために
余分なりんごを剪定する“摘果(てきか)”という作業があります。
これまでは捨てられていたこの未成熟なりんご「摘果果(テキカカ)」
を使ったシードル、〈TEKIKAKA(テキカカ)シードル〉が誕生! 
作り手は、青森県弘前市の〈もりやま園〉。
2018年2月1日(木)より販売開始されます。

もりやま園が目指すのは、りんごの栽培工程から生まれるロスを、
商品の付加価値につなげること。
自社で栽培するりんごを使って、自社工場でシードルを醸造します。

もりやま園のりんご(コウトク)

リンゴポリフェノールが驚きの含有量

無駄になるりんごを減らせるだけでなく、この過程から生まれたシードルは、
1本 330mlあたりに含まれるリンゴポリフェノールの量がリンゴ約6個分(※)。
摘果でシードルを作ろうと考え、行動を起こしてから今年で5年目。
今後は醸造免許を取得し、本格的に事業展開していくのだそう。

※1200mg 青森県産業技術センター弘前地域研究所調べ

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きくらげも発売中

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りんご木の子(きくらげ)

干しりんご

りんごジュース

もりやま園では、シードルの販売のほかにも、
りんごの剪定時に切り落とされる枝を活用した“きのこ事業”なども
順次事業化を進めているそう。
商品取り扱いのオファーなど、お問い合わせは〈もりやま園〉まで。

information

TEKIKAKA CIDRE テキカカシードル

内容量:330ml アルコール分5%

販売価格:615円(税込)

製造者:もりやま園株式会社

Web:公式サイト

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