colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

〈アッセンブリッジ・ナゴヤ
2017〉港まちと空き家に
クラシック音楽とアートが溢れる!

コロカルニュース
vol.2273

posted:2017.12.8  from:愛知県名古屋市  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

会期終了間近! 今からでも間に合う、
注目イベントをご紹介

2017年12月10日(日)まで、
名古屋にて〈Assembridge NAGOYA 2017
現代美術展「パノラマ庭園 ータイム・シークエンスー」〉を開催中です。

アッセンブリッジナゴヤは、2016年にスタートした、
クラシック音楽と現代美術のフェスティバル。
 
舞台となるのは、名古屋の港まち。
今年は現代音楽から着想を得た展覧会や、
展覧会場でのコンサート、作曲家と映像作家のコラボレーションなど、
音楽とアートをつなぐプログラムが一層充実しているそう!

撮影:岡田和奈佳 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

小山友也さんによる作品。今回は、日常で時折耳にする他人のヘッドフォンやイヤホンの音漏れに合わせてダンスをするパフォーマンスを記録した作品『Dancing by myself.』を展示。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

アッセンブリッジ・ナゴヤ 2017の見どころ

豊嶋康子さんによる作品。今回は平面と表裏の関係を明示させる『パネル』シリーズを中心に、旧・名古屋税関港寮に作品を展示。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

ぜひ見たいのは、注目の若手アーティストらが参加する
現代美術展〈パノラマ庭園— タイム・シークエンス —〉。

港まちポットラックビルや、旧・名古屋税関港寮、
名古屋港ポートビル、 ボタンギャラリー、
UCO(旧・潮寿司)ほか、港まち各所にアート作品が展示されます。

参加アーティストは朝海陽子さん、一柳 慧さん、L PACK.、
グエン・チン・ティさん、小山友也さん、鈴木 光さん、冨井大裕さん、
豊嶋康子さん、野村仁さん、法貴信也さん、山城大督さん、
ユーアン・マクドナルドさん。

豊嶋康子さんによる作品。撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

タイトルの「タイム・シークエンス」という言葉は、
日本と代表する作曲家、一柳慧さんが1976年に発表したピアノ曲
『タイム・シークエンス』に着想を得たのだとか。
展覧会では一柳さんの『タイム・シークエンス』に関する資料展示や、
自然現象と時間や場所の関わりに言及する作品、建築に作用する作品などが展示されます。

フェスティバルで人とまちをつなぐ

「アッセンブリッジ(assembridge)」とは、「集める」「組み立てる」などの意味をもつ「アッセンブル(assemble)」と「ブリッジ(bridge)」を組み合わせた造語。 音楽やアートが架け橋となってつながりが生まれ、新たな文化が育まれていくことを目指しているのだとか。 撮影:岡田和奈佳 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

ぜひ注目してほしいのが、展示会場にもなっている空き家を活用したスペース。
港まちでは、これまでに社会とアートのあり方を模索する〈地域美学スタディ〉、
港まちの空き家を調査し、リノベー ションによって再生する〈空き家再生プロジェクト〉、
土づくりからまちづくりを考える〈みなとまちガーデンプロジェクト〉にも取り組んできました。

このフェスには、そうした継続的なプロジェクトと連動していくことによって
多様な関係性を築き、「場」「まち」「人」を育てていきたいという思いがあるんです。

次のページ
旧寿司店がみんなが集う社交場に生まれ変わった!〈UCO〉

Page 2

アッセンブリッジ・ナゴヤで息を吹き返した旧・寿司店〈UCO〉

画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

会期中は、港まちのあちこちでイベントが開催されるアッセンブリッジ・ナゴヤ。
ここでは、20年もの間眠っていたスペースで展開する、
素敵なモーニングイベントとアーティストトークをご紹介したいと思います。

舞台となるのは、空き家再生スクールとアッセンブリッジ・ナゴヤ 2016を経て、
旧・寿司店から人々が集うスペースに生まれ変わった〈UCO〉。

以前開催されたアーティストのL PACK.、ミヤギフトシさん、青田真也さんによるスペシャルイベント〈モームとNAKAYOSI〉の様子。画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

12月10日(日)、UCOでL PACK.とアーティストの冨井大裕さんによるモーニングイベント
〈たとえば、いつもより早く起きて港街でモーニングを食べてみるとする。〉が開催されます。

この日だけの特別な演出はもちろん、L PACK.たちが手がけたリノベーションも見どころ。
L PACK.の小田桐奨さんと中嶋哲矢さんは、あいちトリエンナーレでも
人が集う場所をつくる活動をされていました。(そのときのレポートはこちら!)
こちらのイベントの開催時間は7:00〜10:00、参加料は500円です。
くわしくはこちらから。

冨井大裕さんの代表作『ball sheet ball』シリーズ 撮影:怡土鉄夫 画像提供:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会

また、同じく12月10日の15:00〜16:00は、L PACK.、冨井大裕さん、法貴信也さんと
展示会場をめぐるツアー形式のアーティストトークを開催。
アーティスト本人から制作プロセスや作品の話を聞きながら作品を鑑賞できます。
くわしくは、こちらでご確認を。

みなとまち空き家スクール「みなとまちを知ろう」座談会

空き家スクールについて知りたい方は、ぜひ12月9日(土)に開催される
みなとまち空き家スクール「みなとまちを知ろう」座談会へ。
会場は同スクールの拠点でもある旧・喫茶店千代田。

出演者は、古橋敬一さん(港まちづくり協議会 事務局次長)、
港まちの住人の皆さん、米澤隆さん(建築家)、
東海エリアで建築を学ぶ有志の学生さんたち(NAGOYA Archi Fes 2018)。
くわしくはこちらのFacebookから。

このほかにもイベントがたくさん。
公式サイト・Facebookもぜひチェックしてみてくださいね。

information

map

Assembridge NAGOYA 2017 現代美術展「パノラマ庭園 ータイム・シークエンスー」

開催日:2017年10月14日(土)〜12月10日(日)※会期中の木曜、金曜、土曜、日曜開場

時間:11:00〜19:00 ※名古屋港ポートビル展望室は9:30〜17:00

会場:名古屋港から築地口エリア一帯

住所:港まちポットラックビル:名古屋市港区名港1-19-23(アッセンブリッジ・ナゴヤ総合案内所 ※展覧会パスポート、コンサートチケット取扱)

アートディレクター:服部浩之、青田真也、吉田有里

ミュージックディレクター:岩田彩子、岩田珠美

問い合わせ:052-652-2511 (11:00〜19:00)

Web:アッセンブリッジ・ナゴヤ Facebook

Feature  注目情報&特集記事「日本のクリエイティブ」

Recommend