〈四季十楽〉
京町家ホテルに菓子屋ここのつ、
冷水希三子、花屋みたての
おもてなしプランが登場！

京都御所西に、築100年近い長屋をリノベーションした
十の舎（いえ）からなるホテル〈四季十楽〉があります。

「十の舎からなる」とうたう所以は、１棟貸しの客室が十あるから。
すべての客室に１階と２階があり、どの部屋もひとつとして似ていません。
こんな町家に泊まれるなんてうれしいですね。

門扉とサロンを手がけたのは、パリを拠点に国内外で活躍する建築家、田根剛さん。Photo：Yuna Yagi

Photo：Taisuke Koyama

京町家をそのまま生かした空間になっている１号室。２階からは緑の庭や路地の景色が楽しめます。床の間にあるのは、写真家の小山泰介さんの作品。Photo：Taisuke Koyama

６号室、２階のベッドルーム。照明とエスニックなラグ、アンティーク家具のコーヒーテーブルセットを配したモダンなお部屋です。Photo：Yuna Yagi

こちらでは2016年のオープン以来、さまざまなおもてなしを提供してきました。
ユニークなのは10人の才人による京の時間、京の心を体験するための
十のおもてなしプログラム「十楽」。
おもてなしを提供するのは、次の10人です。

一、味楽 冷水希三子（料理家）

二、美楽 小山泰介（写真家）

三、花楽 西山隼人（花屋みたて主人）

四、匠楽 田根剛（建築家）

五、室楽 小林和人（Roundabout店主）

六、画楽 高岡一弥（アートディレクター）

七、庭楽 西畠清順（そら植物園代表・プラントハンター）

八、身楽 手島渚（WHOLE TREAT SPA Inst. 代表、セラピスト）

九、装楽 野村春花（染士）

十、読楽 光村推古書院

ご存じの名前を見つけた方もいるのでは？　そんな四季十楽が、
今年の冬から来春にかけて花屋〈みたて〉、料理家の冷水希三子（ひやみずきみこ）さん、
〈菓子屋ここのつ〉による特別なおもてなしプランを用意しているよう。

菓子屋ここのつによる秋のお茶菓子「柿バタもなか」。ここのつのお菓子は、宿泊のお客さん全員に提供されます。

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お正月飾りやアフタヌーンティーで京都の冬をもっと楽しむ

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もっと京都を楽しむ、特別プラン

花屋〈みたて〉の「竹炭包み」

2017年12月26日〜2018年１月３日は、四季十楽に植物を設えている
花屋〈みたて〉のお正月飾りをお持ち帰りできるプラン（１室 43,000円〜）が利用できます。

今回は、お水取りの行事に欠かせない椿の花の染色で有名な、
〈染司よしおか〉の紅をアレンジした「竹炭包み」が用意されるそう。
新年にふさわしく、場を清める意味も込められています。

京都紫竹の町家にあるみたては、山野草の苗もの切り花や、
花生けに合う骨董、作家ものを置いている素敵な花屋さん。
近頃、素敵なお店が点在する柴竹エリア。
京都へいったら、ぜひ足をのばしたいですね。

2018年２月18日（日）、19日（月）は、
四季十楽の朝食をディレクションしている冷水希三子さんによる
アフタヌーンティータイムが楽しめるプラン（１室 40,000〜）。

冷水希三子さんによるお料理。※写真はイメージです。

旬の素材を使い、素材同士のバランスを大事にしたシンプルで味わいのある料理は
海外のお客さんからも好評なのだそう。

2018年５月７日（月）、８日（火）は、お客さんのためのお菓子をつくっている
〈菓子屋 ここのつ〉による茶寮つきのプラン（１室 43,000円〜）が登場。

〈菓子屋 ここのつ〉によるお菓子。

ここのつを主宰する溝口実穂（みぞぐちみほ）さんは、東京・浅草鳥越で、
完全予約制の「菓子屋ここのつ茶寮」（和菓子のコース）を開かれています。
ここのつの茶寮は、とても人気があるとのこと。四季十楽でそのコースが楽しめるのは貴重な機会です。
プランの詳細はこちらから！