colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧

news

工業地帯から文化を発信する
〈鉄工島FES〉
クラウドファンド開始

コロカルニュース
vol.2175

posted:2017.8.19  from:東京都大田区  genre:アート・デザイン・建築

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

東京都大田区の羽田空港の近くにある
鉄工島は、面積たった1.03平方kmの小さな人工島。

昔は鉄工所の町として賑わいましたが、現在は住民が1人しかいません。
過去にものづくりの場として賑わった鉄工所が、
廃棄物処理やリサイクルセンターに変わってきています。

その鉄工島で、音やアートや映画やキャンプ、
フェスを通じてクリエイティブな使い方をしたいという有志が集まって、
複合フェス〈鉄工島FES〉に向けてクラウドファンドが始まりました。

〈鉄工島FES〉は、鉄工所という「工場」を舞台に、
関わる人みんなでゼロから作るというDIY精神で、手仕事にもう一度目を向けるお祭りです。
ものづくりに新たな切り口の視点を増やし、新しい鉄工業や島の活用の可能性を探ります。

BUCKLE KOBOオープニングの様子 (c) 花坊

そして、普段なかなか協働することのなかった団体や市民をつなぎ合わせることで、
今までにない試みにチャレンジしていきます。
大田観光協会やしながわ観光協会と協力し〈運河FES〉とも連動させながら、
行政区をこえて、市民が自由に創造的な活動を行える土壌をつくっていきます。

BUCKLE KOBOオープニングライブ(LIVE:PBC(谷崎テトラ、ジャン・ピエール・テンシン、松蔭浩之))

BUCKLE KOBOオープニングライブ(LIVE:PBC(谷崎テトラ、ジャン・ピエール・テンシン、松蔭浩之))(c) 花坊

次のページ
アート、音楽、演劇、映画を横断するプログラム

Page 2

藤元明『2021』を前に集合写真 (c) 花坊

鉄工島フェスで行われるのは、
アート、音楽、演劇、映画と多ジャンルを横断するプログラム。

・アート

根本敬さんが現代のゲルニカを制作するというプロジェクト「根本敬ゲルニカ計画」。
そこでできたゲルニカの絵を前に、鉄工所ならではの鉄を使った
楽器などによるライヴが行われます。

・音楽

BUCKLE KOBOと須田鉄工所の前庭、その前の道路上を利用して、
鉄のアーティストや鉄工所の皆さんの作品の展示やライヴ、パフォーマンスや、
アーティストの作品や鉄工所の製品を共に道路上にインスタレーションが予定されています。

・展示スペース

防災公園にて防災ブートキャンプ。
⼤⽥区の防災公園にて、阪神淡路⼤震災、東⽇本⼤震災を経て、
来るべき都市直下型の災害を⽣き抜くための、中⻑期的体験型展⽰スペースの提案。
セミナー、ワークショップ、上映会など。近くの公園での炊き出しBBQなどもあり、
実際に島に泊まってみて体感する機会をつくります。

・ハッカソン

@カマタ、おおたオープンファクトリー、飛騨クマと連携し、
アーティストと鉄の技術者、木の技術者などと繰り広げるハッカソンも開催。

・巡回ツアー

品川エリアから結ぶ湾岸エリア巡回ツアー。この他にもアーティストによる
アートカーのパレード、モノレールの車両を利用したアート車両、
アーティストによる船の運航などを構想中。

この他にもイベントは盛りだくさん。
ライヴステージには石野卓球、七尾旅人、社長(SOIL&”PIMP”SESSIONS)など
豪華メンバーが出演して盛り上げてくれるそうです。

このプロジェクトの発端は、鉄工島のクリエイティヴスペース
〈BUCKLE KOBO〉が中心となっています。
「BUCKLE KOBO〜東京最後のフロンティア、京浜島の鉄工所をクリエイティブハブに」という
クラウドファウンディングのプロジェクトが1年前に成功したことがきっかけで、
鉄工島でアーティストが制作を出来るようになりました。

それらの活動を通して、島全体、ひいては運河を通じ
湾岸エリアに広げていくことが、ものづくりの拠点として、
また新たな⽂化の発信地として機能させたいという思いから、
今回のフェスの開催に至ったそうです。

新たな「ものづくり」を目指す、このフェスにいち早く参加したい方は、
お得な特典がついてくるクラウドファンディングを購入して
サポートしてみてはいかがでしょうか?

information

map

鉄工島FES

開催日:2017年9月30日、10月1日

会場:東京都大田区京浜島2-11-7

Web:公式サイト

Tags  この記事のタグ

Recommend